「ルーズヴェルト・ゲーム」（#447）

今日は夏休みだから、家でのんびり。。。


書名：「ルーズヴェルト・ゲーム」
著者：池井戸潤
版元：講談社（文庫）

「大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ企業。
　リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声があがる。
　かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。
　廃部にすれば、コストは浮くが。。。
　社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む奇跡の大逆転とは。。。」
ってな感じ。

ストーリー自体もおもろいけど、いろんなことを考えさせられた。
自分だったらどうするか、みたいな。

会社は誰のものか？
株主のものなんだと思うけど、それだけじゃないよな。

会社は儲ければいいのか？
ボランティアじゃないから、利益を出すのは必要だけど、それだけじゃないよな。

世の中にあることの正解は一つじゃないだろうな。
自分が信じているものだけが正解じゃない。
けど、自分が正しいと思うことを信じて、進んでいくしかないんだろうな。

他人を顔色を伺うんじゃなくて、自分がいいと思うことをやらないといけないんだと思う。
人生は長いようで短い。
限られた時間の中で、何を成し遂げるか、って大事なんだろね。