ナイトハイク8日目・撃沈

ついに撃沈。
今まで少人数とか知り合いとか、こちらに有利なお客さんだった。
今回14名のうち、半分くらいは苦手なちびっこ。
中学生くらいの子も2名くらいいたが、未就学か、低学年の男子！
そもそも駐車場に到着するや否や、そのちびっこが歩きにくいとかなんとか
いきなりグズっていたのを聞いてしまった。
VCのなっちも、こういう時どうするんですか、って聞いてきたほど。
俺が聞きたい。
スタートして、こちらから指示を出しても全然聞いてくれない。
母親が何度も注意するが全く聞いてない。
こっちが話していても騒ぎ続け、俺の技量じゃ制御不能。
他のお客さんも怒るわけにもいかず、最後までダメだった。
試しにちょっと怖い話をしたら、ビビったのか余計大声で騒ぐようになってしまった。
後半、耐えきれなくなったのか中学くらいの男子がそばに来て、
俺の話を聞くようになった。
VCへ帰還して、サービスが行き届かなかったグループには
展示を使ってレクチャーしておいた。せめてもの償い。
ちびっこがクワガタの飼育箱を振り回して落としそうになったとき
なっちがぶん殴ってやろうかと思った、といっていた。
まあ、これがサービス業の現実だよな。
都合の良い客なんて、そうそういるもんじゃない。
プロなんだから、こういう時こそ能力を発揮できなければ。