普通の週末なんだけど、世の中がお盆だと、なんか違う気がする
書名:「東京ダモイ」
著者:鏑木蓮
版元:講談社(文庫)
「舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。
時を同じくして、抑留体験者の元日本兵も姿を消す。
二つの事件に関わりはあるのか。
当時のことを綴った元日本兵の句集が事件をつなぐ手がかりとなる。
60年前に酷寒の地で何が起こったのか。。。」
ってな感じ。
なんとなくこの時期は戦争が話題になりがちだけど、そういう意味では、この時期向けの本。
おもろいけど、なんか淡々としてる。
読みやすい「淡々」って訳でもなく、つまらない訳でもない。
なんにせよ、戦争ってのは強烈な体験なんだろな。
その後の人生を左右するくらいの衝撃を負う人もいれば、そうでもない人もいるのかも知れない。
どちらにしても、やっぱり戦争はない方がいいんだろな。
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