池袋リブロが閉店してしまう。
このことを知った時、我輩は大いに落胆し、決定が覆ることを願ってきたが、そうはならなかった。
我が家の蔵書の多くは、池袋リブロで購入したものである。
上京してから購入した隆慶一郎、池波正太郎の小説は、ほぼ池袋リブロである。
学生時代には多くの専門書を購入した。
友人にプレゼントする本も、記憶している限りでは、全て池袋リブロで購入している。
学生時代は、大学の帰りにリブロに寄るのが習慣となっていた。
我輩が初めて見た大きな本屋の象徴が池袋リブロであり、今でも本屋に行くと云えば、池袋リブロに行くイメージなのである。
池袋に居る時は、池袋リブロを覗きたくなる。
音楽雑誌のコーナーには、何度足を運んだか判らない程である。
池袋リブロが無くなると、池袋で本屋に立ち寄る習慣も無くなるであろう。
20日の営業最終日、せめて多くの人で賑わうことを願う。
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