開始早々の2点はともかく、その後の2点が余計だった。
クリアミスから失った3点目、一瞬のスキをつかれた4点目。たらればは禁物だが、この2点がなければ接戦に持ち込めたかもしれない。
とはいえ、4-0でも諦めないサッカーを続けたのはなでしこらしい。
勝負は時の運。
今回はアメリカが勝っていたということだ。
4年前の雪辱を果たすのに格好の舞台だった。
その最高の舞台で成し遂げたアメリカは立派である。
そしてなでしこには来年に雪辱のチャンスが用意されている。
リオ五輪でアメリカからオリンピック・チャンピオンを奪うというドラマに続くのだ。
川澄選手は言った「明日からオリンピックの準備を始めたい」と。
ただ、日本で女子サッカーが置かれている状況はまだまだ厳しい。
なでしこリーグの観客は減っているという。サッカーに専念できている選手も少ないそうだ。
世界で結果を出さなくては女子サッカーの未来は明るくない。
チームなでしこは背負っているものが大きいのだ。
世界で2番目。
これは誇るべきものだ。
胸を張って堂々と帰ってきてもらいたい。
およそ1ヶ月、ワクワクドキドキをありがとう。
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