こんなに重いテーマなのに、観た後が軽いのはマームとジプシー、藤田作演出だからか。
しかし、まだ、自分が語るべき言葉が見つからない。
一夜明け、原作本を改めて読み返し、
元社員が亡くなったという話も込みで、
死に対してとても厳かな気持ちになっている。
もう一回観る。
そのあとでまた、語りなおそう。
しかし音楽担当の原田郁子の、
「先祖たちが幾多の戦火の中、生き継いでくれていなかったら、今、自分はここにはいない」
「語られないが、それこそが本当の歴史」
といった旨の文章が、重く自分の中で佇んでいる。
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