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2015年06月29日23:35

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暴発

 昨夜遅い時間、とうとうブチ切れてあちこち関係先に電話を入れた。無理やり仕事のやりくりをし、後は明日山の中から調整の電話を入れることで何とか一日確保することができた。積み残しの様々な問題はとりあえず棚の上に放りあげることにした。

 どうせ朝のうちは曇りで気温も上がらないからゆっくりの出撃でかまわないとのんびり走る。お山が近付くにつれ曇り空より青空の面積が大きくなる。昨夜は何度も天気図とにらめっこして出撃を決めたのだが、心配なのは気温がやや低いことと風の影響がどれだけあるかということ。お山の裾に着く頃にはほとんど晴れ渡り気温も予想以上に上がってきたが、目的の場所はさすがにまだ雲が取れておらず肌寒さを感じるくらい。昼前にはもう少し雲も取れて気温が上がることを期待する。

 クマザサの生い茂る急斜面を滑り降りる。倒木や立ち枯れを見廻るがコウチュウの姿はほとんどない。満開のナナカマドを掬うと沢山の虫が入るがほとんど駄Pidoと普通種ハナカミキリばかり。何となく花が先行して虫の発生が追い付いていない感じだ。こればかりは予想を大きく外してしまった。なんとか新しい立ち枯れからオオキカワムシとツツホソナガクチキを1頭ずつ採集できたのがせめてもの収穫。期待していたオオヒラタコクヌストとは再会ならず。

 ついでながら立ち入り禁止となったあたりの様子を見てこようと終点駐車場まで登った。さすがに観光客の姿はほとんど無く、山開きに合わせた準備をする関係者の車が何台か見られただけ。駐車場のすぐ近くに献花台が設けられ、もう少し先までは入山できるようだが、木道などは立ち入り禁止となっていた。これは規制区域というより木道の破損が著しく危険ということのようだ。立ち入り禁止の看板をまたいで木道を歩くとすでにハイマツの花はつぼみをふくらませており、来週には間違いなく開花してしまいそうだ。一週して駐車場に戻るとパトカーが2台隣に止めてあった。入山規制を破る人が無いように警察官も常駐して監視に当たるようで、今年はこの場所での採集はちょっと難しそうだ。


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収穫も乏しく暴発どころか不発弾だったようだ。それでも涼しい中をのんびりと散策できただけでイライラは解消できた。


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