今週もようやく終わった。。。
書名：「つらい仕事が楽しくなる心のスイッチ」
著者：榎本博明
版元：日経新聞社（文庫）
この本は今まで読んだのとちょっと違った。
なんていうか、論理的っていうか、学術的っていうか、理詰めで説明してくれる感じ。
それでいて、わかりやすかった。
印象に残ったところを書き出すと、
・成果を決めるのは、知識と能力、そしてモチベーションの３つだ。
・自分の成功や失敗を状況や他人のせいにする人より、自分のせいにする人の方が成果を上げている。
・結果をあまり気にせず、プロセスを充実させ、プロセスに生きる。
・向こうが何を考えてるのかなんて、どうせわからないのだから、考えても仕方ないよ。あきれて注意したのかも知れないし、期待しているから注意するのかも知れないし。言われたところを改善していけばいいんじゃないの。
・できごとの世界は、誰にもコントロールできない。失敗しないようにと頑張っても、状況によっては失敗を免れない。
・減点法の発想をとると、失敗を怖れ、委縮して消極的になる。それに対して、加点法の発想をとれば、失敗を怖れることなく、のびのびと積極的に動くことができる。
・悩むというのは、現状を乗り越えたいという意欲のあらわれでもある。どうでもいいと思ったら、普通は悩まない。「なんとかしなければ」と思うから、人は悩むのだ。
・人が仕事や職場に求めるワークバリュー
�（�理的に快適な職場環境
�⇔氷イ平�場の雰囲気
��上司との良好な関係
�ぅ廛薀ぅ戞璽箸併�間との両立
�グ堕蠕�
��高収入
��福利厚生の充実
��納得のいく人事評価システム
��仕事や職場の社会的評価
��仕事のやりがい
��自分自身の成長の実感
・事業興味の六角形モデル
�仝充妥�興味
��研究的興味
�７歃囘�興味
�ぜ匆馘�興味
�ゴ覿氾�興味
�Υ圭�的興味
・仕事力というのは、目の前の仕事に一所懸命に打ち込むことによって、徐々に高まっていくものだ。
・ただ稼ぐだけでなく、やりたいことをして暮らしたい。でも、自分に何ができるかわからないし、何かができる自信もない。結局、妥協もできず、チャレンジもせずに、中途半端な働き方のまま時が過ぎてゆく。
・たとえ同じ長さの時間であっても、刺激が多い方が長く感じる。
・人生は思い通りになるものではない。誰でも振り返ると悔やまれることが多いものだ。やり直せるならやり直したいことも多いだろう。だからといって、「できることなら将来こうなっていたい」という理想自己を最初から放棄してしまっては、前向きな人生は手に入らない。前向きな人生を歩んでいる人は、自分の未来を信じている。
こうして読んで感じたことは、
外部的な評価を気にするのはほどほどにして、自分自身のモノサシで評価を決める。
変化を起こして、自身に刺激を与えつつ、何を失うかより、何を得られるか、に目を向ける。
っていうことかなぁ。
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