連休　自転車

連休、好天、しかも家内がいない。となれば自転車遊びに没頭出来る。日曜日はロードバイクで一人、家から郊外まで往復80kmを休み無しで結構マジメにに走ってみた。気温が20℃以下なので汗も余りかかずに走りやすい。家に戻って、あぁ疲れたと一休みしようとしたら足がつった。内股がつって、動かすと激痛が襲来。15分程安静にしていたら消えていったが初めての体験！水飲みが足りなかったかもしれない、、、と反省してみるが実際の所原因は判然としない。
月曜日、友達とポタリング。待ち合わせ場所まで自転車で行く予定だったが遅くなってしまい電車で行く。

待ち合わせの駅Spandau、駅前は公園になっていてマロニエの大木が満開。このあともマロニエ並木とか、至る所で咲いているのを見かけた。木が大きいので目立つ。

ここから西へ向かう。ベルリンを出るまでに結構時間がかかる。途中、マウンテンバイクでツーリングしている女性が結構居るのに気がつく。彼女達は大抵一人で走っている。ロードバイクで走る女性はクラブランがほとんど、グループでポタリングする女性はまず間違いなくトレッキング車・シティ車だ。マウンテンバイク=独立心旺盛な女性？ということになるのだろうか、、などと考えながら走って行く。

一般道、自転車道、農道・林道を繋いで行く。車の来ない道が走っていて一番楽しい。ストレスも無く景色も良い。


途中クッキーを食べたりして休憩。貨物列車とICEがすれ違う。緑の中に赤い機関車が映える。

工場専用線があり、機関車が停まっていた。これは元国鉄のV60型ディーゼル機関車。ロッドタイプで好ましい。

工場の廃墟も、、興味津々。製糖工場だったらしい、典型的な２０年代後半から３０年代の工場建築。

自転車道は利用する人が多い。シーズン中の日曜祭日などは混み合う場合も。

菜の花が盛りだ。ポプラ並木も緑が鮮やか。



僕はクラシカル（古くさい？）地図、友人はスマホ・ナビ、、、

風力発電が極めて盛んな地域を通る。巨大な風車を左右に見ながら走る。ちょっと不思議な光景。


乗馬の人もいる。自転車は停まって通り過ぎるのを待つ。

マロニエ並木は結構多い。街道沿いに木を植えるというのはローマ時代に始まったんだとか、、

馬というのは近くで見ると結構大きい。

本日の目的地、Gross Behnitzはドイツの機関車王、ボルジッヒ家の農場だった場所。機関車王の息子が買って１９世紀後半から大規模な近代農業を進めた。
入り口に鎮座？する機関車。なぜかオーストリアガタなのでボルジッヒ製かどうかは怪しい。子供が機関車の上で遊んでいるのは世界共通？

農場は中心に脱穀作業などをする広場があり、周囲に建物が。機器のガレージ・工場、管理楝、製造楝（酒類なども製造）など。今はツーリストやコンファレンス向けの施設になっている。湖を見渡せる場所にはレストランが。コーヒーとケーキで休憩。





機関車と記念撮影。

樫の並木道を行く。どちらを向いても風車群が。


鉄道を跨ぐ橋の上から運良く列車（ICとICE）のすれ違いを眺める。

今年は雨が足りないと言われているが麦は大分育っている。７月上旬には刈取りになるのだろうか。

帰路の電車に乗る町Nauenに到着。約７０km。

町の中心部は中世的な作りだが、19世紀から20世紀始めの色々な建築スタイルが残っている（状態の悪いものも多いが）。



連休の終わりで電車は混んでいた。自転車はもうダメ、と車掌に言われてホームに残る人も。30分に１本来るので問題はなかろう。