「仕事は楽しいかね？」（#433）

雨降るんかな。


書名：「仕事は楽しいかね？」
著者：デイル・ドーテン
版元：きこ書房

「大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけに動揺してしまった35歳の主人公。
　日々の仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感を持てない私に、老人は一晩だけの講義を開始した。。。」
ってな感じ。


いまいち著者が一番言いたいことがなんなのか、ピンとこなかった。
たぶん、いろんなことを試みろ、って言ってるのかなぁ。

挑戦する、っていうのは大事なんだろな。
うまくいっても、いかなくても、得るものと失うものがあると思う。
動かないで、じっとしてるのが、一番よくないことなのかも知れないな。

それはさておき、この本、題名に気を引かれて読んでみた。
今の仕事が楽しいか？
仕事自体は楽しいのかも知れないけど、それ以外の要因によって、会社に行きたい気がしない自分もいる。
まぁ、会社を移ったって、今の不満や不安、モヤモヤが解消される訳じゃないんだろうけどね。
どこに行っても、うまくいかないことはある。
要は自分の気の持ちようなのかもな。

40を超えたら、こんな風に惑うことはなくなるだろうか？
（不惑っていうし。。。）
そんなことないのかもなぁ。
今の自分が、子供の頃考えてた大人になってるか、って思うと、子供の頃の自分に申し訳ない気持ちになる。
なんかのび太君みたい（苦笑）

過去の自分に胸を張れるように、精一杯やらないといけないよな。
正直なところ、歳をとるにつれて、自分のなりたい自分から離れていってる気がする。
これじゃいけない。そう思うんなら、今、この瞬間から変わる努力をしないといけないんだよな。
誰も代わってくれないんだから、自分の道は自分で切り開いていかないとねぇ。

人と同じでいる必要はないし、人が望む自分になる必要もない。
自分がやりたいと思うことを、自分のやりたいように、やればいいんだろうねぇ。
と思いつつ、周りのいろんなものに気を遣っている自分もいる。
けど、それも、周りが自分に望んでいると思ってるだけで、実際はそんなことないのかも知れないねぇ。

なんにせよ、じっとしてないで、動いてみて、試してみないとな。