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2015年04月26日19:43

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花見

日本で花見と言えば当然桜だが、こちらでは実のなる木がほぼ一斉に花を咲かせるので果樹祭り(Obstblütenfest)のようなものがある。時期は4月末から5月頭にかけて。ベルリン近郊では果樹園の多いWerderが昔から有名。電車で行って散歩して花を見て飲み食いして帰るという手頃な庶民のレジャー。僕らもヴェルダーまで電車で行って、自転車で北上、人の行かない場所でピクニックして一日過ごす事に。

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ヴェルダーの町はもともと島に発生、漁業を営んでいたのだろう。本土へはたかだか30m程度の隔たりで橋で結ばれている。周囲は果樹園が多く、ベルリンへの果物の供給源だった。今でも果樹園、イチゴ園、アスパラガス農家などが多い。

この辺りも水だらけである。ウォーターレジャーには最適。
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ハーバーとボート工場がペアになっている。簡単なレストランがある場所も多い。

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電車の鉄橋で川を渡ってサイクリング開始。

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ほとんど車が通らない道が多い。家内は交通量の多い道を嫌って、森の中を行くのを好むのでロードバイクで行くのは辛いのだが、今回は自転車の写真を撮ろうと思っていたので厚いパッド付きのアンダーパンツを履いて行く。

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葦は新芽が出るのが遅いようだ。まるで冬のような光景。

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森の中は薄緑で気持ち良い。チャイブ(ネギの一種)が至る所に。摘んで帰り、家でみじん切りにしてバターに混ぜると美味しい。

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馬を飼っている農家が多いが、これはバカンス客相手、もしくはベルリンの乗馬好きな人達相手である。

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プラムの花が満開。夏に来れば木からもいで食べられる。

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小さな村を通り、運河の脇道を抜けて再び鉄道橋で運河を渡る。

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公園の管理人の軒先に置かれたベンチでネコがまどろんでいた。

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赤い花は多分小さなリンゴのような実がなる木。

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赤樫も葉が出始めている。

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この先、秘密の桜並木へ。誰が何のために植えたのか、理由が判らない。小さな村から駅へと続く道ではあるが駅へ行くには余りに遠回りだ。実がなる桜だが、夏に行っても誰も実を採っていない。誰かが単に楽しみのために植えたとしか考えられない。

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ここで持って来た昼ご飯を。本日はヤギチーズ入りサラダとパンとリンゴ。桜の下でごろりと寝転がって極楽気分。風が吹くと花弁がはらはらと落ちてくる。

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青く強烈に酸っぱい実のなるSchlehdornの花は大変良い香りだ。

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畑の麦はすくすくと育っている。2週間以上雨が降らなかったので黄色くなっている葉も。

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湖に沿って森の中のダートを、ロードバイクにとっては辛いがゆっくりと行く。

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途中水際の教会に立ち寄る。以前水運が非常に盛んだった頃に船乗りのために作られた教会だ。当時の王様の趣味を反映してイタリア風。遠くにポツダムとの境の橋が見える。水はきれいだ。泳ぎたくなる。観光の蒸気船が通り過ぎる。

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緑の中をのんびりと走る。家内はルンルンである。可愛いウィークエンドハウスがあった。白樺林も柔らかい緑で登り坂でも気分爽快。

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ベルリンに戻り、フェリー乗り場でサイクリング終了。水辺でアイスを食べてフェリーを待つ。湖上ではレガッタの最中だった。このフェリーは公営水上バスだ。中は半分が自転車のスペース。これで街側の対岸に渡り電車で家に帰った。大体40キロくらい。気温20℃。よい一日だった。
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