mixiユーザー(id:1910205)

2015年04月10日10:54

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★それは本当に、邪魔?【小林清親の版画】(メルマガくん:04/10号)

 小林清親の版画を目の前にしています。
 
 小林清親(1847年〜1915年)は、
 明治の文明開化期の東京の風景を版画にしています。

 小林清親の版画の特徴は、いまの私たちから見たら
 余計なものの代表である電柱や電線を、
 主役とは言わないまでも重要な登場人物にしている
 ところです。
 
 富士山を映像の枠に収めるときに、いまの私たちなら、
 丁寧に電柱や電線を抹消するでしょう。
 少なくとも、「ああ、この電柱、邪魔」と感じます。
 それを小林清親は、あえて登場させるです。

 小林清親の描く世界を見ていると、
 私たちが失ってしまった感性への郷愁にとらわれます。

 小林清親展は、こちら。 
 http://goo.gl/RDYvwf

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