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2015年03月09日09:54

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人生意気に感ず「萩原ゆうじのこと。お尻から回虫の昔。子に泥棒を」

◇7日は、23回目の小集会。萩原ゆうじ事務所は国道17号沿いにある。毎週、土曜の2時に開いてきた。前橋が海のように広く感じられる。新人の知名度は大海に漕ぎ出す小舟のようだ。30歳の若者に後悔はないか。私はこんな思いでチラと横顔を見ることがあった。口数の少ないゆうじ君は唇を結んで動揺を見せたことがない。彼を連れまわす私の胸には、民主主義の原点を体験させている思いがある。
◇萩原ゆうじ事務所に最近、書道家の文字が貼られた。「至誠にして動かざるはいまだこれあらざるなり」と。時に、不信、憎しみ、誤解、対立などが渦巻く世界である。そんな中で信じ合うことの大切さを感じる。土曜ごとに訴える私の心中を察して、時々出席する書道家は松陰の言葉を大書してくれた。現在のゆうじ君と同じ30歳で世を去った松陰は、死の直前、この言葉を楫取に遺した。対人関係の難しさと人に接する心構えのポイントは時を超えて変わらない。松陰と楫取が「ゆうじ頑張れ」と、この書は声援を送る。
 慶応出のゆうじ君は、東京の職場で、かつて、私の「上州の山河と共に」を読んで政治家を志したという。この書は煥乎堂から出され多くの人に読まれた。戦後の混乱期、旧宮城村の奥地から裸足で鼻毛石の小学校へ通った少年時代、商売をしながら夜学で学び大学へ、そして政治家へと、私の半生を綴った自叙伝である。この書を読んだ若者が私の後継を名乗って現れたことは何とも不思議な巡り合わせに思える。
◇先日、旧宮城村の小学生の同級生18人程をゆうじ君に合わせた。前の席の女の子の頭に動く白いシラミ、授業中にお尻から回虫が出た話など私は愉快に語ったが、ゆうじ君は、あの自叙伝の世界にタイムスリップした思いであったに違いない。今日、夜、伊香保で、この人たちを含め同窓会を行う。69人位参加する。一人一人が人生の物語を抱いて参加する。楽しみだ。
◇孟母三遷の教えは神話となったか。親が子に泥棒を行わせたニュースに驚く。大阪の出来事である。父親は14歳の長男、12歳の次男、9歳の長女に釣り具を盗ませた。繰り返していたらしい。14歳は刑事責任を問われる。子どもたちはどんな人間に成長するか。ごく例外的な事件なのか。社会の倫理感が喪失している象徴か。(読者に感謝)

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。
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