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2015年03月03日10:12

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人生意気に感ず「私の最期の登壇、楫取を語る。映画の上映。新聞小説始まる」

◇昨日は私の議員生活の最後の舞台に立った。一般質問の最後で持ち時間は65分。質問の前に次のような所信を述べた。「私は今期で県議会を去ります。7期、お世話になりました。振り返れば様々なことが甦り、誠に感慨深いものがあります。激変と混乱が続く社会で県政の課題は限りなく多く、県議会の役割は増々重要となっております。このような時議会を去ることに心残りもありまた、責任も感じますが、私は信頼できる若い後継者にバトンを託すことに致しました。天がその意義を認めるなら私の後継者は、この壇上で発言する機会を与えられると信じます」、この時、正面の傍聴席に視線を投げるとその後継者萩原ゆうじ君の姿があった。私は、「うん」と、心で頷いて続けた。「この度、議員生活の最後の舞台を与えられたことに感謝申し上げると同時に長いこと私を支えてくれた多くの方々に心から御礼申し上げます」、この時、私の胸には激戦地前橋の選挙の光景が描かれていた。再び傍聴席に目をやると一緒に戦った同志の姿があった。「質問の前提として、今日の時代状況に関する私の認識を申し上げます。私たちは、時代の大転換点に立っています。人口減少社会に突入し、高齢化が進み、大災害が近づき、国際情勢はテロを初めとして深刻の度を高めております。正に内憂外患です。私が最も懸念することは日本人の心の問題です。物が豊になると心は逆に貧しくなるのでしょうか。人々は自分中心になって享楽にふけり勇気と自信を失っております。これこそ日本の危機であり、同時に、私たち地方社会の危機です。私たちの社会は大海を漂う船に似ています。しっかりとした羅針盤がなく沈没の不安に駆られているからです。迷った時は原点に戻れと言われます。今こそ、時代の原点を見詰める必要があります。それは歴史に学ぶことです。私は、近代群馬の基礎を築いた初代県令楫取素彦を取り上げたいと思います」。少し長いが、私の記念すべき演説なので敢えてここに記した。ノー原稿で発言する私の様子はGTVで生放送された。
 楫取を如何に生かすかにつき、知事、教育長、生活文化部長に質問した。知事には平成24年の5月議会で初めて楫取につき質した。会場の議員諸氏は熱心に耳を傾けてくれた。今月12日、全議員に呼びかけて映画・「楫取素彦」の上映会を行う。産経の連載は今日から。(読者に感謝)

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。
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