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2015年02月14日16:41

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蓼科山で大失態

女乃神茶屋8:00〜蓼科山10:35-10:45〜女乃神茶屋12:15

久しぶりに1日フリー。
スキーやスノーシューで歩いてばかりじゃなく、アイゼンで歩けそうな蓼科山へ。
8時前にスズラン峠に着くように早起きしたので、駐車場は奥のほうに止められた。
今日からは新しいオーバーズボンで歩く。
防水性はないが保温性が増したのと、生地がしなやかなので歩きやすい気がする。
1段目の登りから、踏み固められた堅い雪で歩きにくい。
時間もかかりそうなので1段目の登りを越えて2段目の登りに入るところで早々にアイゼン装着。
最近は全く運動していないので、体力=膝関節が持つか心配だったけど
登山靴で登るテクニックも自信がなくなった。

標高が上がってもあまり風がなく、でも日差しもない。
気温は家を出るとき-10度くらいだったのに、ずっと-9.7℃くらいだった。
アイゼンのおかげで効率よく標高を稼ぎ、山頂到着。
今日は森林限界突破地点は変なとこにトレースが付いていた。
風がないので昼飯を食おうと思ったが、じっとしているのも寒いし時間も早いので
下山開始。
樹林帯でアイゼンを外そうと思ったけど、久しぶりなんで練習を兼ねてもう少しアイゼンで降りる。
雪がブカブカになったところでアイゼンを外す。
ソリで降りようと思ったが、これだけ雪が締まった登山道は危険と判断し、
足滑りで降りることにした。
登山靴でもスピードがついて制御不能になる。
登りの人がすれ違う時、結構バテ気味で道を譲ってくれるが、
アイゼンを履いてないので歩いて降りるのは困難だった。
ここでアイゼンを装着しなおせばよかったけど、
調子に乗って滑っていたのが間違いだ。
いつものようにダケカンバの立木に抱き着いて止まったつもりが、
枝というか節が思った以上に突き出していて、胸骨を強打。
一瞬呼吸が止まった。心臓が微細動モードに入るんじゃないかと、たち子さんにAEDをとりに行ってもらおうかと思ったほど。
痛みで上半身の可動域がだいぶ制限される。
昼飯でも、と思っていたが、症状が悪化してヘリ要請、ってなことになる前に下山すべく
途中でお茶を飲んで下山を続けた。
傾斜が緩いところではもちろんソリだけど、足滑りは強打した胸が痛むんでなるべく控えた。
激しい呼吸もできないので、息を切らせないよう下山したので時間がかかってしまった。

なんか折れてるかもしれないな。
結構過激に滑り降りたというか滑落していたようで、腕を擦りむいていたが
どこでぶつけたんだろう。
急斜面でもソリに挑戦したたち子さんは、完全に滑落していた。
蓼科の下りでアイゼンの必要性を感じたのは初めてかも。
もっと慎重に判断しなきゃな。
グリセードがマスターできていればとも思った。
車のドアを閉めるのも痛いし、右カーブでハンドルを切るのも痛いが、
左手は結構自由に使えたので、右ハンドルでよかったぜ。

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