mixiユーザー(id:18419990)

2015年02月07日01:13

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第18回 文化庁メディア芸術祭を観てきた

 例年とレイアウトが違うな?と思っていたら、出口から入っていた。観覧しながら進むと入り口に出た。まあ、いいか。

 毎年来てるので、そろそろ「ハイテクと芸術の融合」みたいな作品に飽きてきた。最初は画期的に思えて時めいたものだが。
 特に「3RD」、わざわざ珍妙なヘルメットを被って体験までしてみたのだが、何が面白いのかさっぱりわからない。てか、こんなの以前にもなかったか?

 以下、興味を引いた物をかいつまんで、
「Second Livestock」
作品:プレゼンテーション資料、プレゼンテーション映像 とあるので実用化なぞ眼中にないパロディーなのだろう。実用化されたらアートでもなんでもない。
 ニワトリにヘッドセットを着用させて、実際は籠の中なのに広大な空間で自由である様に錯覚させる。消費者はそうしたニワトリを観察出来、気に入ったニワトリが居ればワンクリックでシメて即日配送される。
 そうした、畜産業界のハイテク化の嘘の提案を通して、我々の日々のネットやスマホを通した生活を省みさせられる。

「Symbiotic Machine」
光合成をする藻を採取して動力とし、自律的に活動するマシーン。
 紹介映像、解説テキスト、実物のいかにもな姿に錯覚させられる。これが実用化されたら画期的だ。だが、もしそうなら、別の場所に発表されたろう。
 なんだか、虚構と現実が入り混じって、頭がくらくらする。

「のらもじ発見プロジェクト」
商店の看板等の文字を解析しフォント化するというプロジェクト。代金は看板の所有者に還元するというのに好感が持てるが、代金はそんなに発生するのだろうか?

 アニメ部門は大賞作と新人賞の「コップの中の子牛」を観たが、どちらも暗い。
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