江東区文化センターホールでの谷山浩子さんのコンサートに行って来た。
とても上質な時間を過ごさせていただいた。
去年は青山円形劇場のに行ったのだが、今年ももっと何処か大きめのホールでのコンサートもあったようなのだが、敢えてこの小さなホールのチケットを買った。正解!
一生懸命やってるバックミュージシャンや音響技術者の方々には申し訳ないのだけど、あなた達、邪魔!
今日のコンサートは谷山さんの歌とピアノのみ。私が邪魔だと感じるシンセサイザーや打ち込みの音(これが特に邪魔)は無い。
唯一、これも一生懸命やっているのに申し訳ないのだが、照明が煩かった。
谷山さんのコンサートはクラシックコンサートみたいな演出で良いと思う。照明は固定、バックミュージシャンや打ち込みは無し。それでカットされたコストでチケット代が安くなれば万々歳。そうも、いかんか。
さて、コンサート。演奏中、谷山さんがメロディーをど忘れして曲が中断するというハプニング!
彼女は楽譜ではなくて歌詞カードで演奏していると言う。
「本当か?」と疑っていたのだが、本当だった事を知る。たまたま、前列の席の観客が楽譜を持っていて再開。
他のコンサートなら「プロにあるまじき事!」と目くじらを立てる人が居るかも知れない。
だが、おそらく誰も不快に感じていなかったのではなかろうか?ハプニング中は暖笑だった。
谷山さんは技術者ではない。芸術家だ。創った曲が凄い!それでチャラだ。コンサートでの些細なハプニングなぞ取るに足らない。
コンサート後に「アナじゃない」雪の女王のCDを買おうとしたら無かった。去年のコンサートの際に気に入った「図書館はどこですか?」が入っているCDを買った。
谷山さんの曲を聴いてて、つくづく思うのだが、メロディーが素晴らしい。
普通こうきたら、次はこういう風に来るだろうと予想して聴いていると、良い方に裏切られる。それが心地良い!
買ったCDをパソコンにぶち込んで読み込ませたら、iTunesの糞野郎め!逆順に取り込みやがった。仕方がないからCDから直接聴いた。
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