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2014年01月12日12:22

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風邪とミステリーゾーン

 4日から引き始めた風邪がまだぐずぐずとして治りません。洟が出て、喉が少し痛い程度の状態が続いています。いっそ熱が出て、最悪の状態になった方が、つまり峠を越した方が治りも早いように思えたりするのですが、そうならず、風邪の麓辺りをズルズルと歩いているような感じです。
 そんな中、コタツに入ってビデオを観たりしています。「グランドホテル」「シャーロックホームズ」「アンフェア」「実写版ドラマ サザエさん(尾野真千子主演)」「ミステリーゾーン」「裸の島」など。
 「ミステリーゾーン」は去年の秋頃に買ったムック版DVDコレクションの第1巻。1959年から放送された最初の3話が収められています。子供の頃、この1話30分ほどのアメリカのドラマをこわごわ見ていました。怖いけれど、印象に残る話がいくつもありました。子供が大人には見えない巨大な怪物にさらわれていく話や、砂漠の中に延びたレールのそばで遠くからやってくる汽車を待っている話など。怖いだけでなく、イマジネーションをかき立てる話がたくさんありました。1964年までの放送なので、この番組をナマで見ていたのは、1950年代半ば以前に生まれた人だけかもしれません。
 新藤兼人監督の「裸の島」は、セリフがないのに効果音的な音だけが聞こえるという奇妙な映画でした。一家4人(夫婦と子供二人)だけが暮らす小さな島を舞台に、夫婦がひたすら隣の島から汲んできた水を島の頂上にある畑まで運ぶという内容。ふっとカミュの「シーシュポスの神話」を思い出したりしました。

 昨日は、風邪を治すためには寝ていた方がいいと思い、ほぼ1日寝てました。その間いくつもの奇妙な夢を見ました。トイレが壊れて水があふれだしてきたり、勤めていた頃の日本庭園に巨大なダチョウが現れて人間を襲っている夢など。これも「ミステリーゾーン」や「裸の島」を見たせいかもしれません。
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