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2013年10月12日07:34

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第三回酒場放浪記オフ会。〜大人の遠足。小江戸川越散策と埼玉酒場放浪。プレ企画“まだシラフ篇”

リタイアした団塊の世代の男達って何をしてるんだろう?
健康に気を遣い、散歩やジョギング、マラソン、水泳…
お金に余裕があればゴルフを楽しんでるのかもなあ。
そういや、こないだ萩山の運動場を通りかかったら、ゴルフクラブでバドミントンの羽根みたいのを打ってる大勢の人たちがいたけど、あれなら安上がりで、も少し歳とってゲートボールを始めるまでのつなぎに良いかもね。

大学やカルチャーセンターに行って勉強し直したり、オヤジバンドをやったり、高いカメラを買って写真に凝ったり、若い頃の趣味を復活させて楽しんでる諸君もいるんだろうなあ。

それなのに、翻って己をかんがみるに…
散歩ったって、つい農家の庭先販売が気になって覗いちゃうし、出来れば農協の販売開始時間に合わせて散歩を切り上げたいなあ、なんて、結局、帰り道にリュックに野菜をぎっちり詰めて歩いてると、散歩だか買い出しに行ったんだかわからない有り様で、自分でも情けないったらありゃしない。

文化的(笑)なことったら、せいぜい図書館で借りてきた本を寝そべって読むか、たまあに映画や展覧会に行くくらいで、行けば行ったで暇な年寄りが多くて混むからヤダよ、なんて自分を棚に上げてヨメにブツブツ言うし。

今日も朝から男ども三人で川越の町を歩いて、あわよくば昼前から一杯やっちゃおう、なんてけしからん集まりに参加するんだもん、もうすぐ65歳になろうって爺のやるこっちゃないよなあ…
でも、なんか、正しいことばっかりの集まりって、イマイチ気がすすまないんだよなあ…

なんて、車中で物思いに耽ってたら川越の駅を危うく乗り越すとこでした。
西武新宿線だと終点だけど、乗ってきたのが東武東上線なのをついうっかりしてました。

さて、観光案内所の前に立っているそれらしい人を探さないと。
観光案内所が見つからずウロウロしてるうちに待ち合わせ時間の10時半が迫ってきたので、慌ててmixiのメッセージ欄で幹事さんからの連絡メッセージの内容を確認しようと探したけど、なかなか見つかりません。
だいぶ前にシステムが変わって以来なかなか馴染めないんで、こういう時にすごく困ります。
仕方ない、改札口まで戻ろう、と引き返したら直ぐに観光案内所がありました。
でも、それらしい人は、っても、どこが、何が“それらしい”のかも分かんないけど、う〜ん、見当たりませんねえ…
やっぱりマヌケだからって止めた、吉田類氏の本を持ってきて胸に掲げて見つけてもらうって方式にすればヨカッタなあ…
なんて、焦ってたら幹事さんから、“改札口左の観光案内所あたりに、青系チェック柄のシャツにベージュの肩掛けカバンが目印で立っております。”なんてメッセージが来ました。
さすが金融関係にお勤めの幹事さんです、抜かりはありません。
ありがたや。

さて、それらしき人は…

おう、どことなく《くまのプーさん》みたいなほんわかした雰囲気の人がそれらしいので、恐る恐る声を掛けてみましたら、敵もすぐさま反応しましたよ。
間違いありませんでした。めでたし、めでたし。

で、そこはそれ、初対面ながらも男の大人同士ですから、和やかに簡単な自己紹介をし終えまして、たぶん大丈夫そうだなって感触を得て、お互い一安心したのでした。

すると、直ぐにイスラム帽子を被って、チェ・ゲバラのTシャツにジーパンってカッコの、かなりのこわもてに見える人がやって来て、幹事の「ゆき」さんに挨拶しました。
ははあ、彼が交通関係にお勤めの「ロン☆」さんですな。
強敵かも。
でも言葉を交わしたら、うん、なかなかの落ち着いた大人ではないですか。
よしよし、これなら夜までなんとか楽しく過ごせそうです。

ところが、幹事の「ゆき」さんが至れり尽くせりの川越市内観光のパンフレットを渡してくれながら、“八王子の女性で、休みが取れたんで参加したいって言ってきた人がいるんですが、あいにく電車が遅れてるそうなんですよね。すみませんが、もう少し待って下さいませんか…”、なんて言うじゃありませんか!
うんまあ、嬉しいような、せっかくハードルを越えたのにまた、もっと高いハードルが現れたような複雑な気持になりました。
仕様ことなしに、良くできたパンフレットを見てたら、いらっしゃいましたよ、八王子からの女性が!
いやいや、現れたのは、キリッとした中にも、大人の優しげな雰囲気を漂わせた痩身の女性でした。
つい気おくれしそうになりましたが、だてに歳はとっちゃいません、挨拶だけは済ませることが出来ました。
僕以外の三人は、9月14日に神田で行われた「酒場放浪記オフ会」でさんざん飲んで仲良くなった間柄なんですが、やはりオトナですね、はしゃぐ事なく、感激の再会!ハイタッチにつぐ抱擁…なんて盛り上がりもなく、静かに出発いたしました。(単にまだシラフだったからかも)

先ずは「丸広(まるひろ・マルヒロ・MARUHIROの表記あり)百貨店」の屋上を目指します。
屋上への出口の手前には、小鳥や熱帯魚や亀さんなんかを売ってるペットショップがちゃんとありまして、懐かしさに胸が熱くなり、一歩、外に踏み出でましたら、遊園地がありました。
観覧車もあります。

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それも日本に二基しかない屋上遊園地にある観覧車です。
乗らない訳にはいきません。
―因みにもう1基は東急プラザ蒲田の屋上遊園地にあるそうですから、川越といい蒲田といい、呑み助に観覧車は欠かせない存在なのかもしれません。
そう、飲む前に乗れ、飲んだら乗るな! であります。
八王子の女性は真っ先にはしゃいだ声を上げまして、観覧車に近づくやいなや“ワタシ、一人で乗る!”って宣告して、さっさと天上に舞い上がりました。

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仕方なく残された男ども三人は狭いカゴに押し込まれ、“良く見える、良く見える、けっこう高いねえ〜”等と大満足の声を上げながら親睦に励んだのでした。

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うん、なんか、お互いの距離が一気に縮んで、和気あいあいになりましたよ。
やっぱり遊園地の観覧車はステキです。
あとは、八王子の女性ですな。

地上に降り立ち、次に幹事さんが案内してくれたのは“焼きダンゴ”のお店でした。

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皆で「みたらしダンゴ」を買って、その場でかじってニコニコしたら、うむ、こういう食べ物のチカラって凄いんですねえ、一気に八王子の女性ともお友だちになれた気分です。
ううむ、さっぱりとして気持の佳い女性ですなあ…
何てお呼びすればいいのかしらん、幹事さんが教えてくれたような気はするんだけど…
まだ、シラフです。
(続く)
Asai(^o^)/


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