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2013年08月11日05:23

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あの世までついてくる人

過去に経験のない猛暑の中、お墓参りに行かれる方も多いと思います。

亡くなった父や母、若くして先立たれた兄弟もいるでしょうね。


あの世で会えるのでしょうか?

私はいつも感じているので会えると思っています。

可愛がったペットもです。

この世とあの世は『連続』していると言う考えがあります。

繋がっているので再会できると。


だから、悲しむとか無理やり忘れるとかでなく、また会えるのを楽しみに過ごしましょう。


また、この時期に思い出すのは聖徳太子の遺言です。


『この世はいつわりと仮なるものであり、仏の教えのみが真実である。』

という意味の言葉です。
仏の教えとは、人間の本質に目覚めよと言うことのようです。

人間の本質を説く時『四人の妻』というお釈迦様の説教を紹介します。

四人の妻を持つ商人がいました。

第一の妻は

いつもそばにおいて可愛がっていました。

第二の妻は

絶世の美女で他人と争って奪って来ました。

第三の妻は

時々会うとほっとします。

第四の妻は

働き者でいつもほこりにまみれ、いるのを忘れてしまいます。

ある時商人は長い旅にでることになりました。

寂しいので一人連れて行く事にしました。


それは誰でしょうか?




第一の妻は一緒に行く分けにはいかない。

第二の妻はあなたが好きな分けではないし、義理もない。
第三の妻は行きたいけど無理なので、せめて町の外まで送ります。

第四の妻はどこまでもついて行きます。

さあここで人間の本質を説いています。

商人はあなた自身。

長い旅とは死出の旅路。

第一の妻とは肉体

第二の妻とは争って奪った財産。

第三の妻とは親族。

第四の妻とはあなたの心です。

心はいつも欲という煩悩のほこりにまみれています。
しかし、あの世までついて来てくれるものです。

だから、たまには心を浄める努力が必要ですね。

あの世までついてきてくれるのですから。


心浄


合掌。

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