第１回ヴァニラ画廊大賞展

では本日２本目。

上野から銀座へ、向かった先はヴァニラ画廊。
今ヴァニラでは「ヴァニラ画廊大賞展」というのをやっている(今日が最終日)。
ヴァニラ画廊主催のコンクールのようなものだ。作品は一般公募。
新しい才能の発掘と発表の機会を提供するという点で非常に意味のある企画だと思う。
さすが気鋭の画廊である。

もっとも、選ばれた作品をいいと思うかどうかは別問題。

自分の感性で見れば良いと思う。

いいものあるし、そうでないものもある。
それでいいのだ。

アンダーグラウンドに蠢く才能を見ることに価値がある。

受賞作品についてはこちら。。。
http://www.vanilla-gallery.com/award/index.html

ヴァニラのディレクター田口女史と久々に雑談。
いろいろ裏話を聞かせてもらえて楽しいんだよね。
うら若い女性の応募も多かったそうだ。やはり今の女性はアクティヴだね。

さて、来週から二週間はいよいよ森茉莉生誕110周年記念展「甘い蜜の部屋」が始まる。
少女主義的水彩画家たま女史の新作も展示されるのだが、来週は行けそうにない…。

ところで、6月30日でこの古く趣のあるビルでのヴァニラもおしまい。
松坂屋界隈が再開発の計画に入っているのだ。
銀座八丁目に新しい場所を確保しているとのことで一安心だが、やはり残念だな。
まあ、永遠に留めておけるものなどないのだし、あったとしたらそれに価値は無い。仕方がないし、だからこそ価値がある。せめて記憶に留めておこう。