2012年8月22日 水曜日 晴れ一時雨
起床は7時過ぎだったと思う。出発20時18分。車だと荷物を荷台や車内に放り込むだけでいいので楽だし撤収が早い。
キャンプ場は携帯の電波が届かないのでバイクを回収した大潟の道の駅に行き、悠長に日記のアップデートをしたりする。
バイク輸送業者の盛岡デポの場所を確認しナビに登録する。
ナビによると盛岡までの所要時間は5時間弱。そのとき9時少し前。軽トラの返却時刻が19時だからかつかつではないか!
まあ気に病んでもしかたがない。いざとなったら高速を使おう。
でも今調べたらねえし。
ただ、到着予想時刻の時計がどんどん逆回転する。大丈夫かな?
ナビが示した目的地に着いても携帯で調べた会社が見あたらない、「大字」とか入力候補に無かったからちゃんと入力されておらず、あさってな所に連れて来られたのではないかと不安になりながら輸送会社に電話すると全く別の会社名を告げられる。
つまりはその会社に業務委託しているので予想はしていたが、だったら最初に電話で申し込んだときに云えよ!逆に申し込みの際、12時から13時半まで昼休みと云われて、その時間に着いてしまったが問題なく受け付けてもらえた。
無口で不愛想なおっちゃん(これぞ東北人?)が傷をチェックしている。いや、その作業無駄だから。全ての項目にAと記入されている。どうやらAが「傷有り」の意味らしいのだが、その説明は無くサインだけもとめられた。まあ実際、説明は必要ない。
さて、ナビ頼りで此処に来たが「もう一度、此処へ来い」と云われたら来れない。何処を通ったのかも、うろ覚えだ。
古い友人が「文明が進化すると人間が退化する」と言ったが、この機械が当にそれだ。退化しないように今調べたり思い出したりしている。
秋田へも順調に飛ばし16時頃には着いてしまった。
その後、最低限の荷物だけザックに入れ、残りを自宅に送る。自分が働いている配送業者で。
給与明細とかバッジとか無かったが(それが無いと社員でも社員価格にならない事がある)ダメ元で訊いたら個人番号で受け付けてくれた。受付のお姉さんが女神に見える。
軽トラを返却したのは17時頃。未だ2時間残っていたが秋田市内を軽トラで何をするというのか?
仙北市と返却直前との2回給油。計3921円。計算に入ってなかったべ?
だが、大潟まで今日取りに来てもらえないのなら誰かの好意に甘えるしかないし、今日来てくれるとしても炎天下の中待ち続ける羽目になる。ならば自分が動いた方が良いし、ドライブ出来て楽しかったから良しとする。
家までの電車賃が有るのか?最終手段として無賃乗車も視野に入っているところが情けない。
当初は鈍行で途中どこかでホームレス的野宿をしてと考えていた。
運賃を調べるために、みどりの窓口へ向かうとドアの横に「割引乗車券」と。それは今回使えないにしても「そうだ!金券ショップが有る!」と気付くには充分だった。
またも携帯が活躍。駅前の金券ショップを見つける。その過程で高速バス6000円の存在も知る。新幹線も13400円。
少し迷うが高速バスにする。しかし満席とのこと。
特急料金7590円なら鈍行で行こうかとも思うが3500円(正確には3840円)だと割に合わぬ。19時07分発の「こまち42号」この便で帰宅可能ラインに結構ぎりぎりだ。レンタカーを19時まで引っ張るという愚行をせずに正解だ。
「こまち42号」なんだか見覚えの新しい地名の駅ばかり通る。そう、今日、軽トラで往復した所をまた通る。今日は秋田盛岡間を1往復半した。なんだよ!今まで秋田新幹線って奥羽本線沿いに走っているのだと思っていたよ。
ログインしてコメントを確認・投稿する