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2012年01月28日06:43

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再びの丸亀行

27日(金曜日)晴れ。宿直明け。
寒さ、ますます厳しく、ついに今朝は都心部にても氷点下になりしと聞き及ぶ。
近辺、三多摩地区は都心部より暑さ寒さも常に2℃程度低く、よって、明け方は−3、4℃にもなりたらんや。
まるで話に聞く戦時中みたいな寒さなり(笑)。
いや、昭和20年、30年代って確かに寒かったけど、栄養が不足してたから余計に寒かったよね。

大阪から帰って来た夜に積もった雪が、続く寒さのせいで三日たっても建物の北側にこんなに残ってます。

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道路も思いがけない所が小さなアイスバーンになってるから、自転車が避けようとして歩行者や自動車に接触するなんて危ない事もありそうです。
駅からの帰りもゆっくり、プールの行き帰りもゆっくりと気をつけて自転車に乗りました。
道々の農家の直販所に野菜の欠片もありません。
プールの帰りに生活クラブに寄り、夕飯の買い物。
白あわび茸(168円)・エノキ(158円)・せり(158円)、絹豆腐(160円)、アラスカ産甘塩タラ2切れ(277円)以上「湯豆腐」篇。
ヨメの大好物、八戸産冷凍〆鯖(336円)
初めて買う、名古屋市熱田区産和風うの花桜えび入り(294円)―和風って、和風でない“うの花”なんてあるんかい?!…お、じゅんたろはんの可愛いツッコミが移ってもうたハート達(複数ハート)

再びの丸亀行のこと。

離陸してしまえば高松空港なんて近いもんです。

水平飛行になり、やれやれ無事だったかと一息ついたら、無くなってしまったと思ってたお茶のサービスが始まりました。
各座席に付いてるポケットに、ANAの雑誌やら案内・注意書と一緒にヘッドホンもちゃんと入ってます。
確か最近は頼まないとくれなくなってしまったはずだけど…
あ、サービスを切り詰めたのは、落ち目になっちゃった、プルプル、“落ち目”だなんて縁起でもない、悪いことした青少年でもないのに“更生”中のJALだけだったのか。
そうか、そうか。
う〜ん、ガンバレ、日航“鶴丸”く〜ん!
墜ちたら終わりの飛行機なんだから、あの夢の時代(新婚のお正月に大阪まで乗ったら、鶴の絵が描かれた盃とお酒の、可愛いお屠蘇セットをくれたっけハート達(複数ハート))までは求めないけど、ちゃんと“更生”して立ち直って、せめてソフトドリンクと音楽くらい黙っててもサービスしてくれるようになってねわーい(嬉しい顔)

おもわず“つぶやき”続けてしまったくらい悪戦苦闘した後なんで、後遺症でお腹の具合がイマイチだし、午後からお寺さんなんですが、やっぱりビールが飲みたくなりました。
頼みたいけど、ワゴンを押してサービスしてる客室乗務員さんが、ここまで来るのに時間がかかりそうです…
すると、さっきから注文の多いお客さんの用を足すんでしよう、おしぼりや毛布を持って行ったり来たり忙しそうにしてる別の美人の客室乗務員さんが、タイミング良くこちらに向かって来ました。
思い切って頼んでみました。
そしたら可愛くニコッと“有料になりますがよろしいですかあ?”なんて顔を近づけて言ってくれたので、“喜んで〜”、なんて答えてしまいそうになりました。

しかし、「客室乗務員」さんって言い方は味気ないですなあ…
昔の「スチュワーデス」は舌を噛みそうだったし、「スッチー」って言い方は、元々馴染めなく、かって作家、今は政治家らしい某氏の往年の遊びっぷりを思い出してイヤだし、「フライトアテンダント」はアリタリア航空の無愛想な客室乗務員わーい(嬉しい顔)を思い出すし、やっぱり「キャビンクルー」って言い方が、日本女性のきりっとして愛らしい仕事っぷりに一番似合うかな?

で、キャビンクルーの女性がニコヤカに持って来てくれた600円だったかの簡単なオツマミ(小さな燻製チーズ2本、マグロを乾燥して固めた、小さなキャラメル状が6粒くらい、う〜、なんてったっけ?)付き缶ビール(350ml)を飲みながら、空港の売店で何とか買えた週刊朝日を読み始めます。
広告ばっかしの新聞はキライだけど、週刊のほうには東海林さだお・ショージ先輩の愉快なエッセイ「あれも食いたい これも食いたい」が連載されてるから、旅行には必携なのれす。

林真理子がやたらに伊集院静をヨイショしてて、妙な違和感がチクチクする対談を読んでる途中で早くも、“着陸体制に入ります…”なんてアナウンスがあり揺れ始めました。
二人ともプロの作家同士なのに何かちゃんと話してなくて変だなあ、なんて違和感を抱えつつあっけなく高松空港に到着です。
(―今にして思えば、林真理子って、マリコと真理子を使い分けてるから、対談はゴシップ大好きでミーハーなマリコちゃんの方だったんだね。伊集院静のファンだとすれば無理からぬ訳で。そっか、すまん、スマンあせあせ(飛び散る汗)年取ると物分かりが悪くなるからねえゴホゴホ)

前回は人の良さそうな運転手さんのタクシーで丸亀まで行って、ひどい目にあいました。
顛末を色々書いてみたけどしっくりこないんで、去年の日記を読み返したらありました。詳しくは去年の5/28の日記をお暇なら読んでねわーい(嬉しい顔)
で今回は心の平和と平穏を保ちたいのでバスと列車を利用する事にしました。

まずは高松空港から高松駅まで行くのにバスで40分から50分くらいかかります。高松空港ってけっこう不便なところにあるんです。
高松市内に入ると、栗林公園(リツリンと読み、国の特別名勝、ミシュラン三つ星の日本を代表する大名庭園だそうな)なんて、おじいちゃんやまだ小さかった息子と一緒に行った懐かしい場所もあり、おじいちゃんの実家跡が立派な料亭になってるなんてヨメから聞いたんで見てみたい気もするんですが、笑子さんと丸亀駅で待ち合わせするらしいんでそうもいかず、高松駅で丸亀方面の列車に乗ります。

切符を買ってホームに行ったら、何とも派手な列車が停車してて、かわいい女の子がニコニコしながらお父さんらしき人に女性の車掌さんとの記念写真を撮ってもらってます。
はい、ピース手(チョキ)

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うわぁ、アンパンマン列車でした。
なんか得した気分るんるん

丸亀駅には笑子さんがニコニコして待っていてくれました。
5月以来ですねえ、もうあれから7ヶ月…、いや7ヶ月しか経ってないのにずいぶん久しぶりに思えます。
東京も寒いけど雨の丸亀も寒かったです。

おじいちゃんの一周忌は、なんとも寒いお寺の本堂のなか、息子を呼ばなかったので三人だけで行われました。
お坊様も、昨日出先で風邪を引いたとかでしきりにグスングスンやり、鼻声での有り難いお経を、それでもたっぷり40分ほどやっていただけました。南無…、オン…ソワカ、南無…、オン…ソワカ…
は、寒ぶ。

なかなか現世的なお坊様で、今回は法要が終わった後お茶を飲みながら、若い頃の修行中の寒さの愚痴や、袈裟と法衣が最近の日本の暑さや寒さに適さないので如何に自分が人知れず苦労してるか、を熱心に語り、まだ今年還暦だって若さなのに、息子が大学を卒業して〇△寺にいるから、もう何時引退してもいいんです、とか台風で壊れた屋根や門を直すのにン百万かかったとか…
そういや去年、お寺の修繕の寄付をお願いしてる手紙が来たけど払わなかったねい…
お花と卒塔婆代は実費ですとか言って、それぞれ五千円と三千円請求され、こんなお花が五千円!って後でヨメが呆れてましたが、お布施の五万円と、旅行代も含めれば結構な物要りです。
遠い所にあるお墓は大変です。
然りとて、近い所の、埼玉県の草加にある僕の父母の墓参りには近頃まるで行けてないのですから、誠に慚愧の念の極みであります。

雨は止みそうもなく、ますます寒く感じます。
丸亀ボート(競艇場)の真ん前にある「オークラホテル丸亀」まで、笑子さんの軽自動車で送ってもらい、一緒に精進落とし(?)のバイキングの遅いお昼を食べました。
家族連れで大盛況です。
バイキングは苦手なんで、うどんにしてよ、って高松駅で、笑子さんにケータイで到着時間を知らせてるヨメに頼んだんですが、“帰りの空港で食べればいいがね”って笑子さんの一言で却下されました。

自分でも笑子さんのことを去年の日記に書いたの忘れてたんで、再掲しますね冷や汗

《そんな僕らの身体と心の悪しき揺れを癒してくれたのは、笑子さんの手料理でした。
空豆の塩ゆでに鰆の卵の煮付けのおいしかったことったらありません。
ふっくらホロホロした鰆の卵の煮付けなんて初めて食べました。
鯛の卵はあっても、まず鰆の卵を東京では見かけません。
瀬戸内海の賜物なんですねえ。
それから、笑子さんが自分の畠で農薬を使わずに丹精込めて育て上げた野菜の五目寿司をいただきました。
塩を入れ忘れたって笑って、いつも作るたびに味が違って上手くいかないんだよね、っていう五目寿司は確かに薄味でしたけど、野菜の甘みが引き立ってそれはそれは優しい味わいでした。忘れてたお母さんの味。
農薬を使わないから葉ものは虫たちに食べられて大変だけど、食べられてしまった葉脈の透き通った美しさったらないんだよ、って楽しそうです。
知り合いに評判が良くて、自由に持ってっていいことにしてるから、朝、ある人に持っていってあげようとしたら畠に無くて、後から聞いたら、その人がひと足先に持って帰ってたとか、丸亀の僕らの唯一の親戚で、おじいちゃんの、若くして亡くなった弟さんの奥さんである笑子さん》

旦那さんは国鉄に勤めてて事故で殉職なすったとか。
その縁でキオスクに勤めて子供二人を育てあげ、それぞれ家を持たしたんだからねぇ…
パワフルで無邪気で、なんか可愛くて、気も使わないで済むし、血は繋がってないけど僕には貴重な、たった一人の叔母さんです。
とても逆らえませんのでおとなしくバイキングをいただきます。

ホテル自慢の展望大浴場に入り、夕食のお店の情報でもとホテルのクロークを見てみたら面白い、ほんわか温かいのと、強烈に熱いのと二枚パンフレットがありました。

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ホカロンの代わりになるかな?
Asai(^o^)/

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