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2011年03月10日12:05
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釧路Ｂ級グルメ、スパカツ以前からの釧路市民のソウルフード、レストラン泉屋のピカタ（スパゲッティー）
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おとといの夜某マイミクさんが、名古屋に住んだことも名古屋で食べたことがあるわけでもないのに、どこで情報を見つけてきたのか、名古屋の鉄板スパゲティーを想像して作ってみたら案外上手にできたらしく日記にアップしていた。
かつて名古屋勤務していたボクは、夜中の２時前に酔っ払って帰ってきてうっかり見てコメントしてしまい、そのまま寝た。
まあ、その段階ではまだ名古屋のネタだったから、今住んでいる釧路でスパゲティー食べようなどとは思っていなかった。
翌朝起きてみたら、そのコメントに返事がついており、これまたうっかり見てしまった。
すると、どこから見つけてきたのか、画像付きの名古屋のスパゲティーのサイトのＵＲＬまでリンクが貼られており、またまたうっかり開いてしまった。
画像はやばい、名古屋勤務時代にときどき食べた卵敷きの鉄板あんかけスパゲティー（インディアンスパゲティーという名前だったような気がする）が無性に懐かしくなってきて、またコメントしてしまった。
ただ、この時点ではまだ名古屋の話題のままで危険性はなかった。
そのコメントの返事が命取りだった。
「（釧路の）泉屋に作ってもらえばいいじゃないか」だと！？
この段階でも、「何をとんでもないことを言っているんだ」と思っており、まだ名古屋のスパゲティーが懐かしいだけで、スパゲティーを食べたくなったわけではなかった。
ここから話題が名古屋のスパゲティーから釧路の泉屋に変わってしまった。
ツッコンではツッコミ返され、やり取りしているうちにだんだん泉屋のスパゲティーが食べたくなってきてしまったのだ。
しかし、泉屋は盛りが多くてカラダには良くないし、昨日は白いワイシャツで出勤していたこともあり泉屋はやばい。
昼飯は衝動を抑えることができ、普通にそば屋で食べたのだが、収まったわけではなく夕方頃になるとどうにもならなくなってきてしまった。
結局、仕事を終えてクルマに乗って帰る途中、家とは違う方向に曲がってしまい、買い物する用事もないのに隣町の釧路町にあるイオンに寄ってしまった（旧ポスフール、釧路市には元ジャスコだったイオンがあるから、以下従来のままポスフールと呼ぶことにする）。
ポスフールにはレストラン泉屋の支店があるのだ。
元々名古屋のスパゲティーの話からどうしようもなくなって泉屋に来ちゃったわけで、頭の中は鉄板＋卵敷き＋あんかけスパ気分である。
まったく同じメニューはないが、泉屋には「ピカタ」というスパゲティーのメニューがある。
釧路のご当地Ｂ級グルメの店として有名な泉屋は、今はスパカツがブレイクしているが（してるよな？）、ボクより１回り以上年上の世代の、若い頃にはまだスパカツなどなかった時代の釧路市民にとっては、「泉屋のピカタ」がソウルフードなんだそうだ。
この「ピカタ」こそ、名古屋のインディアンスパゲティーに極めて近いメニューなのである。
早速「ピカタ（800円）」を注文。
熱々の鉄板で出てくるから、当然のことながらソースがパチパチ飛び散るが、「鉄板が熱いので気をつけてください」と言うだけの本店とは違ってポスフール店は跳ねないようにお店の人が紙ナプキンを広げて防御して出してくれる。
白いワイシャツの日は本店よりは被害が少ない。
もちろん待っている間にネクタイは外している。
名古屋では下に敷いてあった卵は、釧路の泉屋の「ピカタ」は敷いているのではなく上に乗っているものの、名古屋スタイルに近い「熱々鉄板にトマト風味のあんかけが掛かったスパゲティー」である。
ただ、ソースがこぼれにくいフチのある鉄板の名古屋と違って、泉屋の鉄板はフチがなく、盛りがいいからソースが鉄板から溢れて溶岩のように流れ出している。
さらに、泉屋の「ピカタ」は独創的で、卵に肉が埋め込まれているのだが、これがただの豚肉ではなく、ラーメンに入っているような甘い味付けのチャーシューだし、あんかけにはたまねぎのほかシナチクまで入っているのである。
洋風なのか中華風なのかよく分からないミスマッチなスパゲティーだが、とろみのあるあんかけソースにタケノコの食感とふんわりした卵の食感は結構いける。
これがスパカツ以前の釧路市民のソウルフードなのである。
あんかけスタイルだが、熱々の鉄板に熱せられ、後半になると水分が飛んで乾いてきて、もはやあんかけ状ではなくなる。
名古屋で食べたインディアンスパゲティーとは似て非なるものではあるが、これが釧路の昔のご当地Ｂ級グルメであることは否定のしようがない。
ミスマッチ感はあるがそこそこ旨い。
何だかんだ言いながら結局は完食。
余談だが、泉屋ポスフール店には本店にはないオリジナルメニューまでいくつもあるし、紙ナプキンも本店とは違うデザインだが（写真２）、本店よりちょっと安い代わりに盛りが少ないジャスコ店とは違って、ビッグハウス店と共に盛りと値段は本店と変わらない。
何気なくマイミクさんの日記を読んでしまい、ジャンキーな重い夕食を食べてしまうことになったが、泉屋で「ピカタ」を久しぶりに食べたな。
たまには泉屋の「ピカタ」も悪くない（カラダには悪い）。
【参考】
これまでに日記に書いた泉屋のヤバいメニュー日記、まずは何はなくともスパカツ
http://
ランチメニュー「サービススパゲッティー」
http://
ピリ辛泉屋風
http://
普通のミートソース
http://
イタリア人は知らないミラノ風
http://
カツカレースパ
http://
おとといの夜某マイミクさんが、名古屋に住んだことも名古屋で食べたことがあるわけでもないのに、どこで情報を見つけてきたのか、名古屋の鉄板スパゲティーを想像して作ってみたら案外上手にできたらしく日記にアップしていた。
かつて名古屋勤務していたボクは、夜中の２時前に酔っ払って帰ってきてうっかり見てコメントしてしまい、そのまま寝た。
まあ、その段階ではまだ名古屋のネタだったから、今住んでいる釧路でスパゲティー食べようなどとは思っていなかった。
翌朝起きてみたら、そのコメントに返事がついており、これまたうっかり見てしまった。
すると、どこから見つけてきたのか、画像付きの名古屋のスパゲティーのサイトのＵＲＬまでリンクが貼られており、またまたうっかり開いてしまった。
画像はやばい、名古屋勤務時代にときどき食べた卵敷きの鉄板あんかけスパゲティー（インディアンスパゲティーという名前だったような気がする）が無性に懐かしくなってきて、またコメントしてしまった。
ただ、この時点ではまだ名古屋の話題のままで危険性はなかった。
そのコメントの返事が命取りだった。
「（釧路の）泉屋に作ってもらえばいいじゃないか」だと！？
この段階でも、「何をとんでもないことを言っているんだ」と思っており、まだ名古屋のスパゲティーが懐かしいだけで、スパゲティーを食べたくなったわけではなかった。
ここから話題が名古屋のスパゲティーから釧路の泉屋に変わってしまった。
ツッコンではツッコミ返され、やり取りしているうちにだんだん泉屋のスパゲティーが食べたくなってきてしまったのだ。
しかし、泉屋は盛りが多くてカラダには良くないし、昨日は白いワイシャツで出勤していたこともあり泉屋はやばい。
昼飯は衝動を抑えることができ、普通にそば屋で食べたのだが、収まったわけではなく夕方頃になるとどうにもならなくなってきてしまった。
結局、仕事を終えてクルマに乗って帰る途中、家とは違う方向に曲がってしまい、買い物する用事もないのに隣町の釧路町にあるイオンに寄ってしまった（旧ポスフール、釧路市には元ジャスコだったイオンがあるから、以下従来のままポスフールと呼ぶことにする）。
ポスフールにはレストラン泉屋の支店があるのだ。
元々名古屋のスパゲティーの話からどうしようもなくなって泉屋に来ちゃったわけで、頭の中は鉄板＋卵敷き＋あんかけスパ気分である。
まったく同じメニューはないが、泉屋には「ピカタ」というスパゲティーのメニューがある。
釧路のご当地Ｂ級グルメの店として有名な泉屋は、今はスパカツがブレイクしているが（してるよな？）、ボクより１回り以上年上の世代の、若い頃にはまだスパカツなどなかった時代の釧路市民にとっては、「泉屋のピカタ」がソウルフードなんだそうだ。
この「ピカタ」こそ、名古屋のインディアンスパゲティーに極めて近いメニューなのである。
早速「ピカタ（800円）」を注文。
熱々の鉄板で出てくるから、当然のことながらソースがパチパチ飛び散るが、「鉄板が熱いので気をつけてください」と言うだけの本店とは違ってポスフール店は跳ねないようにお店の人が紙ナプキンを広げて防御して出してくれる。
白いワイシャツの日は本店よりは被害が少ない。
もちろん待っている間にネクタイは外している。
名古屋では下に敷いてあった卵は、釧路の泉屋の「ピカタ」は敷いているのではなく上に乗っているものの、名古屋スタイルに近い「熱々鉄板にトマト風味のあんかけが掛かったスパゲティー」である。
ただ、ソースがこぼれにくいフチのある鉄板の名古屋と違って、泉屋の鉄板はフチがなく、盛りがいいからソースが鉄板から溢れて溶岩のように流れ出している。
さらに、泉屋の「ピカタ」は独創的で、卵に肉が埋め込まれているのだが、これがただの豚肉ではなく、ラーメンに入っているような甘い味付けのチャーシューだし、あんかけにはたまねぎのほかシナチクまで入っているのである。
洋風なのか中華風なのかよく分からないミスマッチなスパゲティーだが、とろみのあるあんかけソースにタケノコの食感とふんわりした卵の食感は結構いける。
これがスパカツ以前の釧路市民のソウルフードなのである。
あんかけスタイルだが、熱々の鉄板に熱せられ、後半になると水分が飛んで乾いてきて、もはやあんかけ状ではなくなる。
名古屋で食べたインディアンスパゲティーとは似て非なるものではあるが、これが釧路の昔のご当地Ｂ級グルメであることは否定のしようがない。
ミスマッチ感はあるがそこそこ旨い。
何だかんだ言いながら結局は完食。
余談だが、泉屋ポスフール店には本店にはないオリジナルメニューまでいくつもあるし、紙ナプキンも本店とは違うデザインだが（写真２）、本店よりちょっと安い代わりに盛りが少ないジャスコ店とは違って、ビッグハウス店と共に盛りと値段は本店と変わらない。
何気なくマイミクさんの日記を読んでしまい、ジャンキーな重い夕食を食べてしまうことになったが、泉屋で「ピカタ」を久しぶりに食べたな。
たまには泉屋の「ピカタ」も悪くない（カラダには悪い）。
【参考】
これまでに日記に書いた泉屋のヤバいメニュー日記、まずは何はなくともスパカツ
http://
ランチメニュー「サービススパゲッティー」
http://
ピリ辛泉屋風
http://
普通のミートソース
http://
イタリア人は知らないミラノ風
http://
カツカレースパ
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