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2024年05月20日08:12

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青森・外ヶ浜(蟹田)B級グルメ、産卵のため海から遡上してくるシロウオを蟹田川河口で捕獲し期間限定で食べさせる「かにた川」再訪、「しろうお祭り」開催(5/5)

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去年の5月に秋田勤務になったが、自分が保有していたクルマ3台とも秋田に持ってきており、今年はその3台とも車検の年に当たっており、車検満了日は平成3年式ホンダBEATが5月6日、スズキCARAが5月17日、昭和58年式三菱ジープJ44が6月2日なので、1ヵ月弱の間に3台が車検という大変な年である。

しかも、CARAは去年7月の秋田市の水害で床上まで水に浸かったこともあり下回りの腐食が激しく、533台しか売れなかったレア車でもあって製造後31年も経過して交換が必要な正規部品もほとんどが供給されなくなっており、秋田で車検を引き受けてもらえる整備工場が見つからず、急きょ去年の4月まで横浜勤務していた頃に住んでいた茨城県の整備工場にお願いすることになり、ゴールデンウィーク前半戦で茨城まで運転して行ってCARAを預け、翌日公共交通機関で秋田へ帰ってきてGW前半戦はつぶれた。
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BEATは4月に秋田市内の整備工場に入庫して車検整備をお願いしてあるし、J44もミッション修理のためその整備工場に入庫したままになっており、ついでに車検もお願いすることにするからこれでとりあえず今年車検のクルマ3台のメドは立ったから、5月3日からのゴールデンウィーク後半戦は旅行に行けることになった。

さて、どこへ行くか。

自分は北海道・函館勤務になったのを契機に2016年からゴールデンウィークに青森県外ヶ浜町の蟹田へ行くようになり、その後札幌勤務していた2019年まで4年間GWは蟹田へ行くのを楽しみにしていた。

それは、ちょうどゴールデンウィークの時期に蟹田で「蟹としろうお祭り」が開催され、産卵のため蟹田川の河口を海から遡上してくるシロウオを捕獲し、河畔の小屋で食べさせる季節営業の店で食べさせてくれるのだ。
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2019年に北海道を離れ福井勤務になってからは青森へ行くのは大変だし、割引きっぷなどないゴールデンウィークは交通費も高いのでシロウオを食べに青森へは行かなくなったが、去年の5月に秋田勤務になったから青森へは行きやすくなった。

JRの普通列車だけでも余裕で行けるし、クルマで行けば高速に乗らず一般道だけで行っても4時間ちょっと、費用の燃料代だけで行けるから、今年のゴールデンウィーク後半戦は青森へ行くことにした。

できれば青森市内に2泊して、1日目は青森市街で一杯やり2日目に宿にクルマは置いてJRで蟹田へ行ってシロウオで一杯引っ掛け3日目に帰ってこようと計画を立てた。

ところが、今年はコロナ禍の行動制限が撤廃されて初めてのゴールデンウィ−クでもあり、青森の宿がかつて函館勤務していた頃には2000円台で泊まれたビジネスホテルが12000円台とか、びっくりするくらい高騰しており、安い宿は5月5日1泊だけしか取れなかった。

そこで、今回は1泊2日だけにとどめ、こどもの日の祝日だった5月5日日曜日、朝秋田を出発して12時過ぎに予約していた青森駅前の安い旅館に着き、先にクルマだけ停めさせてもらってJRで蟹田へ。

秋田817
↓クルマ
青森駅前1222
↓徒歩
青森1323
↓JR
蟹田1404

去年青森勤務になった名古屋勤務時代の同僚にも声を掛けたところシロウオなんて知らないとのことで同行することになり、青森駅で待ち合わせ2人一緒に蟹田へ行ったが、駅から歩いて15分ほど、蟹田川に出るとシロウオを捕獲する仕掛けが対岸のみに3基だけ設置されている。
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かつては両岸に仕掛けられていたが、高齢化でシロウオ漁をする人が減ったのだろうか。
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その前で季節営業する「かにた川」を5年ぶりに再訪すると、「しらうお」と書かれているがこれは「しろうお」の間違いだが、今年は不漁で十分な量が獲れないため踊り食いと天ぷらの提供は取り止め、シロウオは卵とじのみの「しろうお定食」だけになるという意味の断り書きが掲示されていた。
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しかも、近年は陸奥湾のトゲクリガニも不漁だそうで今年は「蟹としろうお祭り」ではなく「しろうお祭り」だけにもなっている(写真1)。

ともかく、青森駅前の宿にクルマを置いて今日はもうクルマには乗らないから、前回2019年に来たときは時間がなく酒は飲まずに食べるだけだったが、今回は十分に時間があるから2018年までやっていたように青森の地酒をちびちびやりながら食べたい。
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ところが、日本酒を注文する客は少なかったそうで地酒を置くのは辞めてしまったそうだ。

残念だが、酒を飲む気満々でわざわざクルマを置いて1日9往復しかないJR津軽線で来て何も飲まずに食べて帰るのも悔しいので、ビールしかないんじゃ仕方ない、自分は普段は飲まない生ビール(600円)と共に「しろうお定食(2000円)」を注文。
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営業開始直後の分までは踊り食いもあったとのことだが、不漁のため踊り食い用のシロウオはすぐに売り切れてしまい、この時間はシロウオはこの卵とじだけの「しろうお定食」である。
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貴重なシロウオが惜しげもなく入っている。
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生きていれば透き通っているシロウオだが、熱を通して白くなっている。
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今年は貴重なシロウオをありがたくいただく。
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シロウオが卵とじだけしか出せない代わりに、目の前の陸奥湾で獲れたベビーホタテをニラと共に煮た小鉢が付いてきた。
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これはこれでおいしく、ビールのつまみに最高である。
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本来はシロウオのかき揚げなのだが、今年は不漁のためホタテと山菜、シイタケの天ぷらになるとのことだが、シイタケは苦手だと伝えたところシイタケの代わりに山菜を1つ増やしてくれたとのこと。
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内容は、これはヨモギ。
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これは山ウド。
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そしてこれは何だか分からなかったので聞いたら津軽地方では「アイコ」と呼ぶ山菜とのこと。
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これも聞いたんだけど、見た目からして「コゴミ」かと思ったら違う名前の山菜だったが、空きっ腹でビールを飲んでほろ酔いだったこともあり忘れてしまったが、クセもなくおいしい山菜だった。
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さらに山菜の下から立派なホタテの貝柱の天ぷらが3つ出てきた。
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でっかい貝柱は甘みも強く非常においしく、生ビールをお代わり。
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シロウオは卵とじだけしかなかったが、代わりに地元で獲れる季節の味を楽しみながら残り1口まで食べ進んだ。
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そして完食。
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今回は地酒がなかったのは残念だったものの、これで1杯600円の生ビール2杯飲んで1人当たり3200円だったから、これはこれで素晴らしいと思う。

この季節営業の「かにた川」は16時で営業終了だが、JR津軽線は1日9往復しかないのにちょうどいい時間帯に青森へ帰れる便があるのもありがたい。

蟹田1625
↓JR
青森1713

会計を済ませて蟹田駅へ向かった。
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