つまらない話しで恐縮ですが、今でも食パン食べるたたびに贅沢な気がして思い出す事があるのです。
パンは家や給食でもコッペパンか黒パンしか見た事もなく、食パンは長い一斤パンしか売ってなかったように思います。
だから全く見た事がなかったのです。
ある時、友達の家(会社の施設内)に遊びに行った時、そのお母さんが会社の上司の昼食用に食パンを炭火コンロで焼いているのを見て初めて平たいパン(食パン)のあることを知りました。
お母さんが網目をつけて上手に焼いているのと、見た事もないバターなるものを塗っているのを見て、それが社長さんのものと知り贅沢な食べ物と思っていました。
いつか、厚切り食パンを炭火焼きしてこってりバターつけて食べたいと思ったことでした。
それが今でも、
食パンを食べるたびにあの頃を思いだすのです。
よっぽどだと思いませんか。
誰にも言えない照れくさい話しです。
バナナも贅沢でした。
メロンなど見た事もなかった。
新社会人になって大阪の北新地の高級天ぷら屋に接待で行った時、デザートにまだ日本には出回っていないグレープフルーツを食べた時は驚き感激したものでした。
あの料亭の女将がどうだて、自慢していました。
また、スパゲッティもピザもマックもずっとそのあとに出て来たと思います。(貧乏人だからかも)
社会人になって、ピザを知ったふりしてタバスコをケチャップと思い込んでまんべんに一本振りかけて食べたら辛くて吐き出したことがありました。
年がわかるかもしれませんが、あの頃は、ハイボールや、アメリカン(ブランデーサワー)やソルティードッグをよく飲んでいた。
話しが古くさくってごめん。
食パン食べると、いつもこの流れを思い出しているので、よっぽど衝撃的なんだと思う。
社長になったら、厚切りパンを炭火で焼いてバターをつけて食べれるんだと。(笑)
トースターは高級品で庶民には復旧していなかった。
いまコンビニで食パン買って来た。
おいらは社長ではない。
そのギャップが
不思議なんだ、
欲とは所詮、そんな次元のものなんだと。
食パンがいつも教えてくれている。
皆さんも似たような思いありませんか。
バターよりマーガリンにしてる。
炭火焼きて魚も美味しかったな。
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