こいつは春から…

どうも松ノ内が過ぎてからこっち、ろくな事がありません。
特に機械もんがいけません。
以前から自転車のブレーキが効きすぎて、前のめりになる事があり気をつけてはいたのですが、突然飛び出して来た自転車に思わず急ブレーキをかけてしまいました。
見事にシャッチョコ（鯱）立ちになり、ズッテンドウ！
ま、膝をかなり擦り剥いただけで済みましたから幸いでした。
９日の早朝の事でした。
まだ暗いからライトもつけて走り始めたのですが、ダイエーの駐輪場からの、木立の陰になってる狭い小さなスロープから突然、自転車が飛び出して来るとは…
まだ開店していない早朝でしたから、置きっぱなしの自転車を狙った泥棒だったのかなあ…
ネット販売で買ったのが今にしてメンテナンス面でたたってます。
ギアやブレーキの調子を見て貰いに専門店の自転車屋さんに持って行っても、何だか冷たくあしらわれるんですよね。
で、つい我慢してたのが失敗でした。
自分で調整してみて、出来なかったらさっさとダイエーに持って行くべきでした。
ダイエーの自転車屋さんにお願いしたら心よく200円でやってくれましたもん。
でも、サドルが３センチ位誰かに切られたのはカバーを着けるしかないとかで、2000円もかかりましたから、それなりのお客さんではあったわけで、思わぬ出費になりました。
駅前駐輪場には、やはりママチャリで行くのが正解のようですね。

それから、自慢の最新型ウォークマン（本体・イヤホン一体型、メーカーデザイナー曰く“ウェラブルウォークマン”！）が、ついに先週、言うことを聞かなくなりました。
充電が出来ないので、いくらなだめたり脅かしたりしても、ウンともスンとも言わなくなりました。
もう、出来の悪い子ほど可愛いってのは確かなんだけど、あんまりだもんねぇ。
何しろ、買って一ヶ月ほど経った頃から、再生時間が一時間と保たなくなり、最近では仕方なく、充電器（何故かパソコンなんかに接続するＵＳＢ端末が充電器兼用になってるから驚きでした）を持参して仕事場のパソコンで充電してたほどでした。
操作マニュアルも、イラストを大きくして分かり易くしたからか、開くと一枚の大きな紙になってしまい、目次がないので必要な項目を探すのに困りました。
まあ実に画期的且つ、雑な“ザッピン（ＺAPPIN〜曲のサビ部分だけどんどん流れる機能で、これが売りの一つらしいけど、オジサンには邪魔な機能で、猫に小判でした）”取扱説明書でした。

いやはや最初からこの子にはつくづく参りましたけど、操作に慣れたら、散歩しながら好きな曲を映画の主人公みたいになって軽快にコードレスで聴けるから気に入ってたんです。
直ぐに耳からズリ落ちるのも弱ったけど、自転車や自動車に気をつけなさいね、って注意してくれてるんだと思うようにしました。
寒くなって毛糸の帽子をかぶるようになったら、うまく押さえが効いて落ちなくなったから喜んでたのに…

修理の窓口に電話したら、録音された声で、ソニーのＨＰに出てる機種固有短縮ナンバーを調べて押して、最後に＃を押して下さいだって…
うん、もう、面倒くさいなあ…
再度電話してナンバーを押してみましたけど、何回やっても“認識されません”の繰り返し…
はあ…
やだやだ…
（後でヨメに話したら、家の電話回線はデジタルじゃないから＃を押したりする機能がないんだと(@_@;、電話機はFAXも付いてて新しいのになあ…)
そんじゃあ、と、今度は携帯から電話してみたら、お、通じました！
ようやく〈認識〉して頂けましたよお(T^T)
でも、混み合っていて“おかけ直し下さい”って録音された女性の声から先へ、なかなか進めません。
困り果てて、別のお客様相談窓口みたいなとこに電話したら、生きてる女の人が出て来て、ほっとしました。
早速、“担当部署におつなぎします”って事になり、担当部署の人は、やけに手慣れた感じで、“それでは着払いで送って下さい”って事でした。
で、１週間で何故か新品が送られて来ました。
［ご依頼品については交換修理を致しておりますので下記商品と交換させて頂きました。］なんて訳の分からない文章で［診断内容　電源不良］だそうです。

念のため、価格コムの口コミを調べたら、唖然として呆然として、笑わずにいられなくなりました。
凄い数のクレームです。中には三回も修理しては壊れたって人がいます。
汗に弱くて、直ぐにＵＳＢ部分が壊れるらしいんです。
ジョギングしてる女の人の爽やかな宣伝映像にひかれて買ったのになあ…
今はその映像は無くなってるから、まずいと思ってやめたんだろね。
でも［デザイナーが語る“ウォークマン”Ｗシリーズ］って特集の映像じゃ、ウォークマンをつけて、トランポリンで空中をクルクル回ってる男の人の映像がまだ流れてるねぇ。
こらこら、汗をかいたら壊れるからダメでしょ！
第一、何でウォークマンが外れないのさ、オジサンなんか歩いてたって…

［本機は防水・防滴仕様ではありません］って確かに使用上の注意に小さく書いてあるけれども、汗はかかないで下さいって書いてないし、あんまりだよなあ…
あ、新品も、帰りの電車で聴こうとしたら、電池切れでダメだあ、夕方充電中のランプ点滅が２０分で消えて薄暗くなったから充電出来たはずなのに…
行きに一時間聴いただけだよ。
うーん、調べたら、フル充電は１．５時間で約８時間、クイック充電は３分で９０分再生できるって書いてある。
［充電中は本機のステータスランプがゆっくり点滅し、充電が完了すると、ステータスランプは薄暗く点灯します］ってウソなのかなあ…
もう、今夜はパソコンつけっぱなしで放置プレーにしちゃる！

そう、“とんど焼き”までは良かったのです。
が、「おかず横丁」からどうもおかしくなりました。
いや、「十条商店街」や、日暮里から「夕焼け段々」を降ったところの商店街を連想して、勝手に「おかず横丁」のイメージを作り上げてた僕が悪いんですけどね。
午後一時から始まった“とんど焼き”の行事も、長い竹竿から垂らしたお餅を焼く最後の段階に入り、足や背中が冷え切って来たので、「おかず横丁」に向かう事にしました。
歩いて５分もしないはずです。
肉屋さんで揚げ立てコロッケを食べてるオオタサンにも会えるかもしれません。

おかしいなあ…
ついこの間、テレビでリポーターが“お惣菜のお店が立ち並ぶ、活気あふれる下町の商店街にやって来ました！”なんて紹介してた気がするのに…
午後二時過ぎとはいえ、通りに人気なく、犬猫すら歩いてませんよ。
シャッターを閉めてるお店がたくさんあります。
あ、おじいさんが自転車でヨロヨロ通って行きました。
一軒だけある肉屋さんもコロッケを揚げてる気配がないし、こりゃ声をかける雰囲気じゃありませんねぇ。
オオタサンとヘルパーさんもコロッケが買えずにがっかりして帰ったかもしれないなあ…
なにしろオオタサン、“おかず横丁”でコロッケを買うのが楽しみで行ったんだよ、ってタンノサンが言ってたからなあ。
と思ったら、立川の御隠居は諦めてません。
一軒の店先にお茶やら漬物やら梅干しを置いてあるのを見つけて、あらら、大胆にもお店の中まで入って行きましたよ(@д@)
立川の御隠居は、梅干しを買うって最初から張り切ってたからね。さすが、年の功です。
鮮やかに「おかず横丁」って染め抜かれた旗が、人気のない古い町並みの端から端までたくさん翻ってるので、次第に映画を観てるような変な感覚になってきました。
肉屋さん、鳥屋さん、煮物屋さん、魚屋さん、乾物屋さん、味噌屋さん、お茶屋さんだけど陶磁器を並べてるお店、お寿司屋さん、お蕎麦屋さん、和菓子屋さん…ＨＰで調べたら230メートルの通りに１１軒しか残ってません。
だけど、暮らしに必要なお店がちゃんと一通り揃ってる、普通の、昭和半ばの町並みです。
近くには、とっくになくなったけど、昔よく行った映画館が２館ありました。それぞれチャンバラと西部劇をやってました。
皆さん、お店を閉めて“とんど焼き”を見に鳥越神社に行ってしまったんですよ、きっと。
さあ、オオタサンに会いにいきましょう。
今夜は飲むぞ！(^0_0^)/~Asai