もう15年ほど、都内のフットサルチーム、フウガドールすみだのサポーターをしている。
アマチュア無双からFリーグに参入、ここ数年の低空飛行を経て、最近また明るい希望が見えてきたところで、2012年に私を魅了したあの運命の全日本フットサル選手権、全員がプロである絶対王者名古屋オーシャンズを決勝戦で延長PK戦にまで追い詰めた(そして散った)最後の選手が、とうとう今シーズン限りでの引退を表明した。
諸江謙語。
彼の名を知る人は多くないだろうけれど、私にとってフットサルは、イコール諸江謙語なのだ。
彼のプレイを観られるのは、もうこのあと何試合もない。
Fリーグ最終節は、12/27、北九州の小倉で行われる。
この試合に負けてレギュラーシーズンを終えてしまうと、次は2月に成績下位のチームだけのしょっぱいリーグ戦を戦わねばならず、ここは勝って順位を一つ上げ、上位リーグ戦に出たいところだ。
試合のネット配信はあるのかな?なんて思っていたら、相棒が、仕事納めの翌日なんだから小倉へ応援に行こうよと言い出した。
おおそうか。
君を最後まで応援している、そう諸江に伝えに行こうか。
ただちに行きの新幹線を手配し、車中で読む本を決め、さて試合の後はどうしようか。
試合の翌日12/28(日)は、世の中が正月休みに入り始める日だから、商業施設にはもう入れまい。
どこへ行くにしても、お彼岸を過ぎた今、予約できる宿も限られよう。
夥しい古墳の残る長崎の壱岐に渡ってみるか。
レンタカーで国東半島を廻るのは?
何もなければ大宰府周り?
いやそれは沖ノ島や宗像三女神とセットで廻りたいしなぁ。
最も心ときめくのは壱岐なのだが、猫を留守番させるには二泊が限度だから、船便リスクのある壱岐は、別の機会にとっておくか。
というわけで、国東半島を目指すことに決定した。
となると帰路は大分から飛行機だ。
試合後に小倉からJRで杵築まで行き、レンタカーを借りて、空港で返せばヨシと。
そんなことをやっていたら、義弟から、すず(グー太郎)とナナ(七之助)はいつ泊りに来るのぉ?と娘たちが騒ぎだしたと連絡がきた。
俺が車で迎えに行って、帰りはお届けするからと。
・・・むこうから言ってくるなら、遠慮なく預けちゃおうか。
お正月は彼らも帰省するから、一週間の短いお泊りだ。
クリスマスは いもうとねこと すごしたよ
新幹線で広島より先へ行くのは初めてだった。
私は長い時間乗り物に乗っているのはちっとも苦にならず、むしろじっくり本が読めて大歓迎なのだ。
けれど、自宅読書会と仕事のイベントなどで、詳細な旅の計画を立てたり、行先の予習をする時間がほとんど持てなかったため、行きの車中は下調べに費やすことになった。
図書館で唯一見つけたのが、この本、『大分県の歴史散歩』。
山川出版だから、内容は信頼できても、御用の役に立つかはまた別の話。
新幹線の中で初めてメージをめくってみると、おお、なかなかイイじゃないですか。
遺跡や神社仏閣、見どころの載った地図に番号が振られてあり、その番号通りにモデルコースも書かれている。
これは探しやすいぞ。
国東半島の部分だけでも数十ページあり、なかなか役に立ちそうだった。
ペトロ・カスイ岐部(きべ)という、壮絶な生涯の末殉教したキリシタン司祭のことも知れた。
持ってきてよかった〜。
我々は山川のこの本と、レンタカー屋でもらった地図だけをたよりに、二日間の国東半島巡りを愉しむことになった。
正月目前とあって、いろいろと不自由なことが多かったが、神社仏閣に「お休み」は基本ないからね。
年末年始は神さま仏さまにおんぶにだっこ、なのだ。
来たぜ小倉!
試合?
勝ちましたよ、1-4でボルクバレット北九州を破りました。
けれど上位リーグに進めるかどうかは、翌日のペスカドーラ町田と湘南ベルマーレの結果次第なのだ。
頼むぞ〜町田、ベルマーレを倒してくれ〜〜〜!
ボルクバレット北九州のマスコットは、あかずきんちゃんの「ボル子」とオオカミ。
食べられちゃうじゃん。いいのか??
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