今年読んだ本は60冊で、1/3弱がノンフィクションだった。普段から総じて分厚く長い本を読むのが好きなのだが、今年は特に分冊の長編を多く読んでいた。小川哲の『ゲームの王国』、ツェーラムの『神・墓・学者』、河口慧海のチベット旅行記、上橋菜穂子の長編
沢木耕太郎はもう、新しい何かを書く気が無くなっているのではないかと感じる。初めて手掛けた小説『血の味』は悪くなかったし、登山家の山野井夫妻に密着した『凍』も良かった。しかし、95年発表の『壇』が良かったからか、その後漢字一文字シリーズに拘って
2017年10月。尾上菊之助が突然、インドの叙事詩マハーバーラタを歌舞伎化して上演してみせた。どんなキワモノを見せてくれるのかと興味本位にチケットをとり、相棒と見物に行ってぶったまげた。なんだこれは!スゴいではないか!当時のレポートhttp://mixi.jp