『灰色の狼』の上映前に、今日はこのあと何を上映するんだっけ?とチラシをチェックしたら、17時半の回は『ジプシーは空にきえる』とあった。 そうか、そういえばそうだったな。 どうしようかな、せっかく渋谷まで来たんだから、もう一本観てもいいか。 トニ
オオカミといえば、これまでに多摩動物園のこいつしか実物を見たことがないくせに、 いやそれだけに余計、オオカミに対する興味は募りつづけている。 渋谷のマイナー映画館でソヴィエト映画特集というのがあり、プログラムをチェックしてみたら、こんな作品
薄い本だ。わずか108ページ。出だしはこう。『 裁判所を出るとき、俺は思った。「人間ゆえに、間違える」というのは、ほとんどあらゆる諺に当てはまる基準を、すばらしく満たしているな、と。つまり、この言葉はまるで中味がない。「残りものには福がある」