昨夜の雨の横浜でのガーナ戦を終えて、本日16時から、ワールドカップ本番に臨む23名の選手が発表される。私はスタジアムで固唾を飲んで試合を見守っていたが、その時の印象も踏まえて23名を予想してみた。皆さんがこれをお読みの頃には、もうメンバーは公表さ
スペインはガリシア人のエドゥアルドと2年ぶりに再会した。エドとどうして知り合って、どんな付き合いをしてきたかについては、過去ここに何度か書いてきたけれど、ざっくり説明すると、英国の大学に籍をおいていた彼が半年間私の勤め先に研修に来ている時に
「ネパールナイト」3人目の登壇者は、実はネパールとは関係がない。二年に一度開催される大学生のスポーツの祭典「ユニバーシアード」で、サッカー男子日本代表監督だった宮崎純一氏。普段は青山学院大学のサッカー部を率いている。 日本はユニバーシア
いよいよ真打、ネパールサッカー協会の技術委員長、武田千秋氏の登壇だ。サッカーネパール代表を、世界ランキング200位から、たった2年で160位まで押し上げた男、である。 日本サッカー協会は、少し前から、アジア各国に指導者を派遣するプログラムを実施して
とは云っても、ネパールとブータンとチベットの区別がつかないわたくしである。ただ、3年前の夏に開いた『吉里吉里人』読書会のあと、いつもは我が家でそのまま夜の部に突入してメシを食うところを、その晩は駅前のネパール料理屋へ繰り出して随分安くて美味
ひと月後には、我らがサッカー日本代表は、ロシアのサランスクという街で、4年前に煮え湯を飲まされたコロンビアと、ワールドカップの初戦を戦うことになっている。ああそれなのに、我が代表監督ときたら、まだ1試合も指揮をとっていないのだよ。なんというこ
5年生の恭子は、数ヶ月前に越してきた広くて古い農家に、母親と二人で住んでいる。周囲から少しピントのずれた恭子は、母から、目立たぬように、他人から付け込まれないようにと、息苦しいほどの厳しいしつけを受けているが、反古紙や広告の裏を閉じて作った
今年2月、『苦海浄土』で知られる石牟礼道子氏が90歳で世を去った。晩年はパーキンソン病を患い、話すのも書くのも不自由になっていたが、それでも数年前まではTVのインタビュウで見かけたり、映画の上映会にメッセージを寄せたりといった活動はしておられた
男色の気配濃厚な小説を書き、ボディビルで肉体美を追究し、多くの絢爛豪華な作品を遺しながら、最期は憂国の士として劇場型の自決を遂げた昭和の作家――三島由紀夫について多くを知らない人は、だいたいこのようなイメージを、彼に対しては持っているのでは