ボブ・ディランの受賞を聞いたとき一瞬「ええっ?」と思ったけど、確かに彼は詩人だもんね。
そして彼がカルチャーに与えた影響の大きさを鑑みると、別に意外でもない気がする。
2008年に観た映画「アイム・ノット・ゼア」は、そんなボブ・ディランの伝記的映画。
詩人、無法者(アウトロー)、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター。様々な人格のボブ・ディランを6人の俳優たちが演じ、彼の多面性と波乱に富んだ人生が多彩なスタイルで描かれていく。中でも光っていたのはケイト・ブランシェットで、神経質そうに震えた手で煙草を吸うしぐさが決まってて、くしゃくしゃ頭にあのサングラスをかけたら、ボブ・ディランそっくり!彼女は多くの映画祭で賞をとっているがこういう両性具有的な役もキマってる。
詩人のランボーに傾倒する若者のボブ・ディランが、プロテストソングやフォークソングからどんどん逸脱して商業的ビッグスターになっていく・・・その過程を演じる彼女のテイクはすべてモノクロの映像。 ほかにリチャード・ギアや、ジュリアン・ムーアなども出ていた。
無法者ビリー・ザ・キッド、詩人アルチュール・ランボー、人種差別、ベトナム戦争・・
登場人物は時代も違うし、キャラも人種も全然違うのだけど、そのどれもがボブ・ディランの歌の世界観を表している不思議な映画だった。
ラストに流れた曲が未発表の「アイム・ノット・ゼア」なのかな。いい曲だった。
エンドロールでは「ライク・ア・ローリング・ストーン」が流れる。(うーむ、やっぱそうきたか〜って感じ。)
私はボブ・ディランが特に好きなわけでもないけど、Hurricane(ハリケーン)という曲がすごく好きで無性に聞きたくなるときがある。狂おしいギターと絡むフィドルの音もいいし。
しかしこの歌の重い意味を知ったのはずっと後になってからだった。
シルバーウイーク前後は仕事が超忙しくTangled Up In Blue(ブルーにこんがらがって)、
Everything Is Broken状態だったけど、ここにきて少し落ち着く。
じたばたしても、もうやり直しはきかないし
Things Have Changed いいことも悪いことも、きっとずっとはつづかない
しんどいときは Shelter From The Storm に隠れて、
楽しめるときには思いっきり楽しもう
Knockin On Heaven's Door (天国の扉)をたたいて。
ときどきはリフレッシュも必要 I Shall Be Released
心はいつも Forever Young
(自分の近況というか心境をボブ・ディランの曲名入れて書いてみた。)
■ボブ・ディランさんにノーベル文学賞 音楽家・作詞家
(朝日新聞デジタル - 10月13日 20:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4239778
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