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2025年05月19日01:06

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日本国宝展 大阪市立美術館

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8月末の招待セールの企画説明のため、休みを変更して早朝出勤したので午後から退社。せっかく平日に時間ができたので大阪市立美術館へ「日本国宝展」を見に行く。

お昼は以前から行きたかった九条の千年UDONへ。コシの強いうどんととり天とごはんセット1000円 
その後、中央線〜谷町線で阿倍野へ。反対方向の列車に乗れば舞洲の万博会場へ行ける。

「国宝展」2400円 最近の美術館のチケットは2000円以上のものが多い。高くなったものだ。チケットショップで少しでも安く買いたかったが売ってなかった。
が、展示品全てが国宝という贅沢!教科書でも見覚えのあるアノ作品がたくさん見られるのでヨシとする。
今京都と奈良の国立博物館でも国宝展が同時開催されているが、私は2017年に京博の「国宝展」を見に行ってるので、今回は大阪だけのつもり。大阪での「国宝展」開催は初めてらしい。
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kokuhou2025/

写真撮影は禁止だが、唯一薬師寺東塔の水煙だけは撮影可だった。水煙とは雷や火災から棟を守るためつけられた装飾物で4面に24人の飛天が透かし彫りしされている。
一体は空から垂直に突き刺さり、斜め45度からも飛んでくる。そして0°地平に描かれるのは楽器を演奏する。
唐招提寺の鑑真和上像(半分は朱色が残っている)や道明寺の十一面観音立像(国宝)は、現物を見たのは初めて。素晴らしい造形美を背後にも回ってじっくり鑑賞。

国宝の刀剣展示も多く、四天王寺蔵の太刀「丙子椒林剣」(飛鳥時代)には刀剣女子が群がっていた。


◆第一会場 2階 《日本美術の巨匠たち》 
入場してすぐ左、岩佐又兵衛「洛中洛外図屏風」に人だかり。その次に与謝蕪村が雪の夜の家々を描いた「夜色楼台図」寒いはずなのに雪もあたたかく描かれている。
右手には円山応挙「雪松図屏風」、狩野永徳「花鳥図襖」(聚光院)、長谷川等伯「楓図」(智積院) が並ぶ。 長谷川久蔵の「桜図」は展示が終わっていた。

左奥には伊藤若冲の動植綵絵のうち3点「秋塘群雀図」「群鶏図」「芦雁図」(皇居三の丸尚蔵館)
池大雅「十便十宜図」素朴な絵 これまたかなりの人だかり。
工芸品では、野々村仁清「色絵雉香炉」七宝で彩られた和製デコイが見事だ。
本阿弥光悦「舟橋蒔絵硯箱」 金の容器に黒のベルト。のり巻おかきみたいなユニークなかたちだ。

会期が細かく5つに分かれていて、それぞれに展示期間が変わる。
今回の目玉、委奴国王の金印や、縄文のビーナス(土偶)、尾形光琳の燕子花図屏風などはもっと後期の展示予定。
でも私は2018年に京都国立博物館の「超国宝展」でこれらは観ている。


いにしえの文化きらきら
 〜祈りのかたち〜 優雅なる日本の書 〜和と漢〜

一遍聖絵(神奈川・清浄光寺) 法然上人絵伝(知恩院)←布教の絵物語
古今和歌集(高野切第二種)源兼行筆
書巻(本能寺切) 藤原行成筆 ← 絶妙達筆
瓢鮎図 如拙  ←相国寺系の芸術水墨画
竹斎読書図 周文
紅白芙蓉図 李廸(りてき) ←花びら濃淡の描写が美しい 2018京博で絵はがきを買った
喪乱帖 王義之 

蒔絵箏(奈良春日大社)

孔雀明王像絵(東京国立博物館)←色鮮やかで仏画というより絵画性が高い
普賢菩薩騎象像(大倉集古館) ←パリ万博のために海を渡った美麗像

信貴山縁起絵巻 
病草紙 小舌の男、毛虱(しらみ)、風病の男
絵因果経  ←市井の人々が生き生きと描かれている

鑑真和上座像 唐招提寺 ←教科書でおなじみ 本展のハイライト!

◆第二会場 1階《大阪ゆかりの国宝》 地元なのに初見のものばかり!
金銅透彫鞍金具 (誉田八幡宮)
銅製船氏王後墓誌 (柏原市国府出土)

金銅威奈大村骨蔵器 白鳳時代の球儀型骨壺(四天王寺) 
 ←威奈大村は越後国の国司で、彼の功績を漢文で刻んである

丙子椒林剣 七星剣 (四天王寺)

十一面観音立像 (道明寺)
バランスのとれた体躯が美しい。十一面観音好きなのに地元のこれは未見だった。今回360°全方向から拝観できてとてもよかった。

菅原道真 伝菅公遺品 (道明寺天満宮)
後鳥羽上皇像 伝藤原信実筆 (大阪水無瀬神宮)
玄奘三蔵絵 (大阪藤田美術館)


◆第三会場 クライマックスを飾る完璧な国宝たち
 
四騎獅子狩文錦 ←エキゾチックな模様が連なった唐から伝わった生地 (法隆寺)

薬師寺東塔「水煙」 垂直/45°/0° 3体の飛天の姿が4面に透かし彫りされている

聖観音菩薩立像〈白鳳時代〉(薬師寺) ←完璧なプロポーションにうっとり。全方向からながめられるので耳の横から垂髪も繊細に描かれているのがよくわかる。  

華原磐 ←2体の龍が銅鑼(どら)を囲み、その手で台をささげているとてもユニークで装飾的なデザイン(興福寺)


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