この1週間は逡巡台風10号(サンサン)のせいで、気疲れが半端ない。接近当初は近畿直撃といわれ、規模はいまだかつてない巨大台風と脅された。しかしいっこうに上陸せず、3日も遅れて鹿児島に上陸。九州に長々と居座っている間に九州だけでなく暴風雨圏とははるか遠く離れた東海や関東でも大雨。予測不可能な進路を報道は垂れ流し、交通機関の計画運休、イベントの中止、夏休み最後の週に多くの人の予定が狂った。
私は8/30(金)交通機関の運休を予測して休んだ(でも運休はなかった)結果3日間ずっと家にいたが、家族約1名も家にずーっといるので手持ち無沙汰で映画でも見るしか仕方なかった。
amazonプライムで、ジェラール・フィリップ主演の古い映画「白痴」と「赤と黒」を観た。ともに文豪の作品が原作だが、退屈過ぎて家族が退出することが狙いだった。
「赤と黒」の主人公ジュリヤンは、貧しい身分ながら高い上昇志向をもつ野心家。神職を志す立場なのに煩悩のかたまりで優柔不断。女を翻弄し女に翻弄され身を亡ぼす 今回の逡巡台風みたいな人物だなと思う。
さて、これは絶対見るべき!と、とあるアニメおたく爺からすすめられYouTubeでサイボーグ009「太平洋の亡霊」という問題作をみた。
太平洋戦争の過ち、日本国憲法9条、戦争放棄と自衛隊問題、核の脅威をすべて盛り込んだ作品。60周年記念の限定公開らしい。
幼少のころ劇場に「サイボーグ009」(カラー)映画を観に叔母が連れていってくれたことを覚えている。見終わったあと私は何日間も興奮状態だった。たぶん4歳くらいのことで、生まれて初めての映画体験だったと思う。
今回あらためて思ったけど、サイボーグ009のメンバーが、いまでいう多様性そのもの。
日・米、中国人、黒人、女性、赤ちゃんまでいて、人種性差を超えているところがすごい。石ノ森章太郎のするどいセンスを感じた。
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