昨日、ドラマアニメ『君は放課後インソムニア』を13話ぶっ続けで観た。
このお話の舞台となっている高校がぼくの兄が通っていた高校なので観ておきたいと思っていた。
やっとのことで13話分、全部観終えたところで兄にLINEで連絡した。
『君は放課後インソムニア』のアニメ版を観たよ! とそれだけのメッセージを送ったのだった。
すると、兄から即レスが返ってきた。
「ああ、そうなんだ。そのインソムニアの主人公は俺の教え子がモデルなんだよ」と。
「え? マジか!?」と驚いたぼくも秒でレスした。
兄から聞かされたのは、その主人公のモデルは兄が経営する進学予備校の元生徒で、兄の高校の後輩でもあるらしい。
最初、兄の前に現れたこの青年は成績不良でグレかかっていたらしいけれど、兄の指導でヤル気になって東京学芸大学に進学し、現在は河合塾東京校で先生をやられているとのこと。
またこの人は相当やり手らしく、公務員試験対策予備校をはじめ大手進学塾や予備校で講師を務めるとともに、都内クラブチームのサッカー指導にも携わっているらしい。
兄はこの主人公のモデルになった青年が母子家庭の子だったので、月謝は一切戴かなかったとも言っていた。
インターネットでモデルとなったこの人のことを調べたら、「大学受験を前に初めて通った予備校でうけた講義に感動し、教育業界を志した」と書かれていた。
おそらく、この講義の主はぼくの兄のことなんだろうな、と思った。
兄は後輩だけでなく、同級生や先輩たちの多くから慕われ尊敬されているから偉いな、と思う。
それに引き替え、ぼくは誰からも慕われてないし、尊敬もされてない。きっと嫌われているだけだろうと思う。まぁ、それもある意味でスゴイことだと思うから、今日のところは、これぐらいで自分を勘弁してやろうと思った。
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