2019書評324

｢愚者の檻　警視庁文書捜査官｣　麻見和史、角川文庫。

本日2冊目。

全シリーズ読んでいる訳ではないが、いくつか読んでいた上に分かりやすく読みやすい文章&内容だから、作品に入りやすかったです。

真犯人&真相は、正直ちょっと無理やりというかリアリティーさに欠けたな〜。

数年前の事件に関してはリアリティーあったけど、今に関してはちょっとな〜。肝心の文字に関してもそうだし、釈放されるタイミングでノーマークってあり得る？警察官が単独行動しないって、常識とは言わないが、犯罪行為している犯人たちが失念していたってあり得る？

文字や文書が絡む事件解決より組織・人脈・派閥にシフトしそうだが、それはそれで面白いので、間違いなく次回作も読むだろうな。

100点満点中69点。