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2019年09月16日05:44

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落語の徒然(酒)

暮れが早く成り、涼しくなると、酒が美味しい季節です。酒の味には、原料米の種類や、水、造られた土地の風土、 等、様々な要因が携わっています。
薫酒(くんしゅ)
主に大吟醸、吟醸系の日本酒が含まれます。特徴は吟醸香と呼ばれる、フルーティーな香りな日本酒です。
爽酒(そうしゅ)
主に普通酒、本醸造酒、生酒などが含まれます。淡麗辛口で清涼感のある味わいが特徴です。
熟酒(じゅくしゅ)長期熟成酒や古酒など、長期に渡って寝かせた日本酒が含まれます。複雑で重厚な香りと味わいが特徴で、日本酒上級者向けのタイプと言えるでしょう。
醇酒(じゅんしゅ)主に純米酒系のものが含まれます。まさに日本酒の原点といった味わいのタイプがこれです。昔ながらの日本酒と言えばこのタイプではないでしょうか。
それぞれのタイプに合う料理を紹介、先ほどご紹介した4つのタイプにそれぞれマッチする料理をご紹介します。
薫酒(大吟醸、吟醸系など)・合う料理香り高い薫酒は食前酒にもオススメなタイプの日本酒です。具体的には、素材を活かした方法で、あっさりめな味付けのものが好相性です。 ・具体例白身魚の刺身、山菜のおひたし、山菜の天ぷら、帆立貝の酒蒸し、シーフードサラダ、春雨サラダ、八方菜、白身魚のムースなど爽酒(普通酒、本醸造酒、生酒など)・合う料理、淡麗辛口で清涼感のある爽酒は広範囲の料理に好相性です。あっさりした軽めの料理に合わせるのがオススメですが、濃厚なこってりタイプの料理と合わせてもOKです。スッキリ感が濃い味を引き立てます。 ・具体例、冷奴、鮎の塩焼き、グラタン、カニ玉、湯豆腐、茶碗蒸しなど
熟酒(長期熟成酒、古酒など)
・合う料理
複雑な味わいの熟成酒には、同じく熟成させた料理が好相性です。また甘みの濃いものにも合わせる事が出来ます。クセがありますが他のタイプでは考えられないような組み合わせを楽しむ事が出来ます。 ・具体例
ウナギの蒲焼き、ビーフステーキ、豚の角煮、フォアグラ、麻婆豆腐、北京ダック、鴨のローストなど
醇酒(純米酒系など)
・合う料理
米の旨味そのままの醇酒。しっかりとした味付けの料理がオススメ。まさしく酒の肴といったものには醇酒が一番良く合います。
・具体例、魚の煮付け、酒盗、サバの味噌煮、すき焼き、大根の煮付け
以上、日本酒と相性の良い肴の選び方です。
落語ネタ「猫の災難」「寄り合い酒」「試し酒」「一人酒盛り」





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