アンドレ・ゴルツの『エコロジーと政治』(1978年)
(邦訳『エコロジスト宣言』技術と人間ほか)は、
1984年1月7日に、パリの書店「ジベール」で買ったと、
本の最後のページにメモしてあります。
この日、後平 隆先輩
https://www.econ.keio.ac.jp/about/t_interview/takashi-gohira
と一緒に「ジベール」に行ったと、これもメモにあります。
1984年1月7日に、この本を手にした私に対して、
後平先輩は、「君は、そんな本も読むんだ」と
言った記憶があります。
仏文学の学生が「エコロジーと政治」なので、
たしかに違和感があります。
あれから、35年もたってしまいました。
黒々とした髪だった後平先輩も私も、すっかり白髪です。
1984年の自分が、自分に対して課した宿題を、2019年に
やっと果たしたわけです。
読み終えたのに、なぜか違和感は、私の中に住み続けています。
この違和感はどこから来るのか確かめるために、
ゴルツの本を、これからも読み続けます。
(なんや、それ?)
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