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2019年06月13日15:34

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梅雨時のお出かけ

6月13日(木曜)晴れ。
梅雨の合間の一日だけの安定した晴れになるって予報なんで、ベランダに出て蚊に刺されながらヨメはんが植えたトマトの傍に支柱を立てて邪魔な枝をまとめ、布団を干して大車輪でシーツまで洗濯しました。
おかげで勢いがついたのか、洗濯物を干し終わったら直ぐに書きかけの日記の仕上げに取り掛かることができました。
う〜む、めったにない快挙でありますわーい(嬉しい顔)
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12日のことですが、「七十二候」のことは一通り知ったつもりだったのに、既に『 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)』の候に入ってると聞いて、そんな七十二候あったっけ目と驚いてしまいました。
一度聞いたら忘れられない印象的な名称なのに、どうしたことじゃろ?と考え、やはり七十二候ってのは季節と農耕と人間の密接なつながりを現してるんだから、ボウフラみたいに暮らしてるオイラなんかには身に付かない言葉なんだろうなあ…と凹んだのでした。
しかし日記を読み返したら、七十二候に興味を抱いてから数年ってもの、この時季はロクに日記を書いてなかったてんですから、”一通り知ったつもり”だなんてよくゆうよ!と黴臭いかもしれない己の頭を叩いたことでした。

気を取り直して濃い珈琲を飲みながらハイフェッツを聴きますー


『 腐草為螢』ねえ…、腐草だなんてずいぶんな言いようですが、ホタルは別名「朽草(くちくさ)」というそうです。
土の中でサナギになり羽化して地上に現れるその姿を見て、昔の人は暑さに蒸れて腐った草や竹の根が蛍になると考えてこう現したって書かれてます。
即物的な表現ゆえにか妙に説得力を感じます。

そして蛍の詩といえば、和泉式部の「物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞみる」や、鈴木真砂女の「死なうかと囁かれしは蛍の夜」には怖くてしかたないけど強く魅かれるし、桂信子の「ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜」、池田澄子「じゃんけんで負けて蛍に生れたの」、正木ゆう子の「蛍狩うしろの闇へ寄りかかり」にはクラクラっとしてどうにもなりません。
こりゃ、家に居ても仕方ないなあ。
誰かに逢いたい、いやアジサイに逢いにいこう。

お天気は曇りで涼しく、雨は午後遅くに降るって予報なので家事をさっさと済ませて農協まで買い出しの散歩に出ることにしました。
つい自転車に乗ってしまう悪い癖がついてしまったので反省して歩くことにしました。
多摩遊歩道を萩山まで歩いて、そっから南下して国立精神・神経医療研究センターの林を抜けるコースでいくつもりだったのですが、あんまりにも花や草や樹が素敵なんで道を外れることができず、小平駅まで歩いてしまいましたー

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やはり、梅雨の曇り空のほうが映えて魅力的です。
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しかし、小平駅を過ぎたら急に反対方面からやってくるご同輩や先輩たちの大群と遭遇して、前になかなか進めない有様になったのでびっくりしました。
近年、プールがこんな状態なんで敬遠してるんですが、どうして皆さんは群れたがるんでしょうねえ、あ、いや、混雑に負けずに頑張れるんでしょうねえ…

あじさい公園までようやく歩けたら、「こだいらあじさい祭」が開催されてて、ちょうど開催日にあたってしまったんでした。
そういうことか、運が悪いなあ、せっかくいい気持ちだったのに…
おまけに「ウォーキング アンド ハイキング(西武鉄道ウォーキングイベント)」ってのも同時にあって、そのコースたるや、小川駅ー府中街道ーJA東京むさし小平ファーマーズ・マーケットーあじさい公園ー小平駅のコースでしたから、引き返して行った農協=JA東京むさし小平ファーマーズ・マーケットにはもう野菜が無くて、仕方なくこんなものだけ買って帰ってきたのでしたあせあせ
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三本入りで300円だったけど、帰り道の途中でお腹が減って、つい歩きながら一本食べてしまったから二本しかないのです。
夜、帰ってきてお風呂に入ろうとしたヨメはんに、つい何気なくお団子があるよって言って夕飯の仕上げに掛かったら、おいしいねえって立ったまま二本とも食べてしまいました目
うぐ、もう一本、レンジで温めて食べたかったのになあ…

11日の火曜日には、まっこと久しぶりに西武球場・メットライフドームに行きました。
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いつ以来だろうと日記を探したら2009年の6月のことでした。
近所の老人施設に入っていた義父さんが施設の行事で西武ドームに見物に行くことになったので、僕が同伴で寄り添ったのです。それ以来ですから、ちょうど10年ぶりなのでした。

その前って言うと、ライオンズが所沢に来たばかりで、野村監督や田淵クンがまだ現役でしたが、もう最後のローソクの灯りが消える寸前で、おまけにロートルの寄せ集め軍団ときてるから、弱くてどうしょうもなく、野茂投手の前にバッタバッタと三振の山を築かれ、仕事が長引いたので7時半くらいに球場に入ったらもう7回を過ぎていて、うどんは売り切れ売店もオシマイで、あっという間に試合終了…なんてひどい目に遭ったのでした。
はて、ひょっとしてあれは平成じゃなくて昭和の御世だったりしてわーい(嬉しい顔)
おう、やっぱり1979年、昭和54年だってさチャペル
あれ!?
野茂選手は1990年が初登板って書いてあるから、ライオンズのフアンクラブに入ってた息子と一緒に行ったのとごっちゃになってたあせあせ(飛び散る汗)

1979年は夫婦で物珍しさで見物に行ってライオンズの弱さに呆れて損した気分、1990年は息子のリクエストで行って野茂選手の凄さにビックリし試合時間の短さとうどんが食べられなかったのでやっぱり損した気分、2009年は…ライオンズの旗を貰って得したことしか覚えてないなあ。

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2019年の西武対巨人は、我が打撃戦になるであろうという予想に反して、西武の一方的な試合になり、巨人側の芝生指定外野席で観戦してたので周囲の盛り上がりに欠け、おまけに巨人の攻撃が始まるとみんな立って応援するので、座ってるワシら夫婦にはよく見えないんでありますよ。
芝生席といっても人工芝の土手の斜面みたいなもんで滑りやすいし、生ビールの紙カップが置けないからついあっという間に飲みほして、お代わりはしにくいから、どうもその、なんです、指定された広さはじゅうぶんだったけど、予想とは微妙に異なってました。
前方にもワシらよりもっと年配のご夫婦が居て悠然と座ってらしたけど、やはりオールド巨人フアンには恥じらいってものがありますからねえ、立って声を出して手を振っての応援は…うまい!
結局あまりに活気のない巨人軍に呆れて、おいしい熱燗が飲めたし電車が混むからと、9回を待たずに見切りをつけてさっさと帰ってしまいました。
どうも、なんですなあ、2000円もしたチケットだってのにイケマセン。

しかし、二戦目の12日の試合は打撃戦のすごい試合になり、夕飯の後に珍しくヨメはんも一緒にテレビで見ながら、夫婦で損したソンしたと悔しがったのでありました。

小生はアンビバレントな隠れ巨人フアンで、西武ライオンズの秋山君のフアンだし、
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(鳥撮りに活躍してもらうはずだったのにほとんど引き出しで休眠してた重いカメラを持参して、一枚だけ、ブレながらも超望遠で何とか撮りましたダッシュ(走り出す様)
ヨメはんはルールも知らず打球の行方も見えずでも、球場の盛り上がった雰囲気さえ楽しめればいいって、非常にいい加減な観客ですから、このソンしたって感情は球場と劇場をとっちがえてるような気が致しますねえ。

行くときは久米川から西武新宿線で所沢まで行き、西武のデパ地下で、あまりにお客の少ないのに驚き、心配しながら二割引きのお弁当を買い、西武狭山線なんて初めて乗る電車で西武球場まで行きまして、帰りはめったに乗らない西武山口線で西武遊園地に行き(西武球場前→西武遊園地西→西武遊園地)、
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西武多摩湖線(西武遊園地→武蔵大和→八坂→…国分寺)に乗り換えて、あっという間に我が家まで5分の八坂駅まで帰って来ました。
うん、近い!
東京ドームは行く気がしないし、神宮球場は好きだけど遠いし雨が降ったらツライしで、野球を見るなら西武ドームになるんだろうけど、また行きたいって気持ちになれるかなあ、今回が最後の野球観戦になりそうです。
西武遊園地あたりで雨が強く降ってきたので、車窓ごしに以前崩れた崖を探し、今年の梅雨も油断ができないなあって思いました。

何だかこう些細なことでもツイテナイことが続くと、雨が他は晴れてるのに自分の上にだけ降ってるような気持になってきますねえバッド(下向き矢印)
でも、「私雨(わたくしあめ)」とか「外待雨(ほまちあめ)」とかって古来の言い方もあるそうですから、悪く考えないで前向きに…わーい(嬉しい顔)
またねペンギン
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