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2015年07月01日09:31

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人生意気に感ず「新幹線の火。箱根の無気味。ギリシャ危機と世界の歴史」

◇新幹線内で焼身自殺。ポリタンクを持ち込んだらしい。巻き添えかと思われる女性も死亡。この事件は事件史の上で新たな重大な意味を持つだろう。飛行機と異なり危険物のチェックがない。大量の人命の運命共同体は虚を衝かれた感。電車の事件では地下鉄サリン事件があった。この世に望みを失った人が多い。自暴自棄の人々や社会に怨みを持つ人々も無防備な電車は格好なターゲット。模倣する人が出ることを恐れる。また、テロの時代である。平和ぼけの日本は深刻な事態に入ったと言わざるを得ない。
◇箱根山がいよいよ危ない。警戒レベルが3に引き上げられた。震度3が発生。日本列島全体が活動期になったと言われて久しい。富士山は、浅間は、桜島は。社会心理とすれば、列島全体が連動し合っていると考えざるを得ない。内憂外患ということを改めて感じる。
 政治の危機と自然の危機は連動している。政治が安定し、信頼を得なければ自然の危機に対応出来ないからだ。とくに原発には、自然の力と政治の力が結びついている。福島第一原発事故は人災だと言われている。人災とは帰するところ政治の責任ではないか。
◇ギリシャ危機はどうなるか。デフォルト、債務不履行となる恐れが高まっている。通貨の価値が下がる。ギリシャはユーロ圏から離脱するのか。その時、ユーロからの支援は決定的に望めなくなり、デフォルトが決定的になる。「離脱は国民投票」にかかる。7月4日、知事選と重なる日。上がり続けてきた株価の動向が気になる。
 今回はギリシャだが、イタリアもスペインも経済が悪く元気がない。壮大な歴史を振り返ると民族の興亡に目を見張る。ギリシャのアレキサンダーは、紀元前、ペルシャを征して当時の世界を統一した。軍事だけでなく哲学を初めとした学問はその後の人類の文化を導いた。イタリアも地中海を囲む世界帝国を作り、そしてスペインはコロンブスの新大陸発見を助け地球的規模の大帝国を実現。七つの海を支配した大英帝国も陰をひそめた。今、アメリカと中国から目が離せない。民主主義が世界を覆いつつあるが、中国の台頭とイスラム世界の情勢を見ると西欧生まれの民主主義もこのまますんなり発展するとは思えない。このような世界の動きの中で日本はどこに向かうのか。(読者に感謝)

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