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2013年08月11日23:25

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アウラ@宗次ホール

『Traditional Songs 〜 歌い継ぎたい日本とヨーロッパの民謡』

いよいよ佐藤悦子の在籍するアウラのコンサートもあと2回。
そのうちの1回が今日、名古屋の宗次ホール。
アウラにとって名古屋でのホームグラウンドだ。

アウラ結成以来中音域から低音域を担うという地味ながら重要な役割を担当していた。自分の声域よりも低い音を歌っていたことも少なくなかったろう。そうかと思えば、リードを取るときは反則的なほど清楚な声で魅了する。
一度も髪を染めることなく、いい意味で古風なたたずまいを感じさせる女性だった。

その彼女が卒業してしまうのは淋しい。
淋しいが、ありがとうの気持ちを込めて笑って送り出してやらねばならない。
泣いても笑ってもあと2回。であれば笑っていようではないか。
いや、別れなのだから涙があってもいい。

さて、プログラムは次回を楽しみにしている方のために書くのはやめておく。
佐藤悦子卒業までの限定、6人アウラによるコンサート。

『鳥の歌』やシューベルトの『アヴェ・マリア』といった佐藤悦子の絶唱はやはり素晴らしい。

新メンバーの大石悦代もよく声が出ていて、ソロを取った『サンタ・ルチア』では高音も綺麗に出せることを示していた。表情も前回よりも柔らかくなっていた。

佐藤悦子の穴を埋める奥脇泉も今日は『ロンドンデリーの歌』でソロを取った。声域としてはメゾになるのだろうか、暖かみのあるいい声だ。

そう、佐藤悦子の卒業は残念だが、これからのアウラにも十分に期待できる。そんなメンバーが加わった。

後半の日本の民謡集は圧巻。
こういうのでアルバム1枚作ってもいいのではないかと思う。

卒業生の星野典子も顔を見せていた。

さて、次は東京で8月24日。
いよいよ佐藤悦子の卒業式である。

しかし、名古屋は暑かったね。。。
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