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2024年04月26日18:12

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フラワーパークめぐり

初夏みたいな気温だけど今は春、花の季節。ネットでもテレビでも植物園のニュースが画面を彩り、「ひたち海浜公園」ではネモフィラが見頃だと言う。那珂湊の魚市場やアクアワールドには時々行くけれど、海浜公園には行ったことないなあ。

と言うわけでドライブ・プランを考えていたら、1日で4つのフラワーパークを巡るラリーのできることがわかった。(笑)

当初は上記海浜公園を第1チェック・ポイント(CP)に据え、徐々に西へ向かう計画を立てたが、前夜の降雨が予想よりも長引き路面がまだウェット、濃霧の注意報もあり、さらにこの時季の海浜公園は平日でも駐車場に入ることがままならないという話も聞いたので、「あの葡萄はすっぱい疑惑」を発動(笑)、第3CPの「つくば牡丹園」を第1に繰り上げ、出発も少し遅らせた。ネモフィラに拘らなければ、海浜公園は広大なので単体でも1日楽しめそうだし。
https://hitachikaihin.jp


「つくば牡丹園」は、「ひたち海浜公園」の南西約50キロ、常磐自動車道・谷田部インターの目と鼻の先にある。
https://jp.peonygardentokyo.com

残念ながら肝心の牡丹はまだほとんど咲いていなかった。GWに見頃というのは本当だろうか。また「(牡丹と芍薬の植物園としては)世界最大級」を謳っているけれど、フラワーパークとしてはそれほど広い場所ではない。もしかしてライバルが少ない?(笑)

去年行った紫陽花専門の植物園と似たような規模で、林の傾斜地を利用して単一植物の多品種を集めたというコンセプトも同様だが、研究者の実験場をせっかくだから一般にも開放しました的な紫陽花園よりは観光客の来園を想定した造りになっている。


第2CPは「いばらきフラワーパーク」。
https://www.flowerpark.or.jp

「つくば牡丹園」の北北東約20キロにあるから、当初は「海浜公園」→「いばらき」→「牡丹園」とめぐるつもりだった。

ナビタイム先生には谷田部から土浦北まで高速を使えと言われたけれど、せっかく筑波山の近くにいるのだからとふもとを流したら絡まれた。古い車でのんびり走っていると、ポンコツすぎてスピードが出ないと思うのだろうか。返り討ちされたドライバーに話を聞いてみたいものだ。(笑)

役人の関わる施設はピントのずれているところが多いから時間調整的な気分で立ち寄ったところ、予想に反して今回いちばん楽しめた。広すぎず狭すぎず、立体的なレイアウトは歩き飽きない。リニューアル・オープンしてまだ間もないこともあり、設備の多くは綺麗に保たれている。薔薇の季節には早かったので観光客がまばらだったことも楽しめた理由のひとつだろう。

ちなみにここの薔薇は800種3万株、薔薇園としては東日本最大級とのこと。すでに蕾を付けた春薔薇の姿もあり、薔薇が開花すると観光客が殺到するようだが、いちどは見てみたいものだ。


最後のCPは「あしかがフラワーパーク」。
https://www.ashikaga.co.jp

「いばらきフラワーパーク」の西北西50キロにあり、インター手前の山並みを眺めているうちにちょっと寄り道してしまったが(笑)、それ以外はナビタイム先生の指示に従い北関東自動車道で移動。予定通り現着したものの、フラワーパークの周囲は観光客の車で埋め尽くされていた。

ライトアップされた冬の人工藤はなんどか見ているが、今回は生藤の昼夜を楽しむのが目的。着いたのが夕刻だったのでチケット売り場に行列は無かったが、夜の部(1730時〜)の入場を目的とした人々が切れ目なく訪れ、昼の部入場の人々もあまり帰らないから(昼の部のチケットは1日券なので昼夜両方見られる)、人口密度は小さくなるどころかじわじわと増えていく。

冬のライトアップは期間が長いのに対し、藤の生花は品種により開花時期が微妙に異なるとはいえピークは限られている。加えてインバウンド客の復活である。耳に入る言葉のほとんどは外国語だった。

藤を目玉にしているだけあって大小色とりどりの藤が園内各所に植えられ、それ以外にも多種多彩な春の花々が競演しているから、ライトアップを待って園内を散策していても見飽きはしないが、日が暮れる前に人混みで疲れてしまった。休もうにも目に付くベンチはすべて埋まり、レストランや軽食コーナーには長い列が。

唯一一息付けたのはトイレの個室だったが、そこに長居するわけにもいかない。ふたたび「あの葡萄はすっぱい疑惑」が発動してしまい、人工だけど藤のライトアップは見たことがあるからもういいやと、ライトアップが始まる前に撤収してしまった。(笑) ちなみにライトが点灯されるのは、日没の1830時頃だとか。

おかげで駐車場からはすんなり脱出できたし(駐車している台数からすると、タイミングによっては大変なことになるだろう)、観光客たちも押し合うようなことはなく、写真を撮っている人がいると皆おとなしく待っていて、待ってもらった人たちもちゃんと会釈するから不快な出来事は無かったが、それでも個人的には人が多すぎた。

「いばらきフラワーパーク」の静寂を懐かしみながら、年寄りの相棒とともにのんびり帰宅の途に就いた。
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