mixiユーザー(id:6486105)

2023年11月22日20:19

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毎日のように家を軽量化

 昨夜、2階から庭までなんとか下ろしたマッサージチェアを、門扉の前に出した。
 本日、粗大ゴミとして市のリサイクルセンターに引き取られる。ちょっと惜しい気もするが、家財のダイエットをしないとゴミ屋敷化するのでこれから先も気を引き締めていく方針。
 一昨日は雑誌を資源ゴミに出した。そして今日(22日)はブックオフ・オンラインで「本を売ります」ボタンを押したので、明日宅配業者が引き取りに来てくれることに。とりあえず段ボール箱1つ分、たぶん読まないだろうという本をチョイスした。捨てる(売る)ことは功罪半ばの気分で、「再読するかも」「とうとう読まないまま2年放置してしまった」「自費出版に毛の生えたような本だが買おうとしたらどこにも売られてないだろう」などと屁理屈をつぶやく自分がいる。他方、家を軽くしたいのならつべこべ言わず「骨太の方針」で臨め、と命令を下す自分もいる。
 片っ端からホコリの付いた本を床に並べて選別したものだから、本を段ボール箱に詰めたあと、掃除機でホコリを吸い、そのあと水雑巾で拭き掃除をした。わずかこの程度の整理で2時間くらい費やしてしまった。

 先週から、自称農家を名乗る友人に唐辛子の種を送ろうとしているのだが、たとえば今夜手紙も書いて種と一緒に封筒に収めて投函しよう、と思っても、近頃の郵便事情は後進国並みで、彼が封筒を手にするのは来週月曜になる。土日の配達がない上、封書もはがきも冷遇されて、ヘタすれば届くのに一週間近くかかる。Amazonで午後5時頃に数百円の商品を注文したら翌日の昼に届くという時代にもかかわらずだ。
 コイズミの郵政民営化は国民から支持され、結果、そもそもメールに較べて不利な郵便物は社会的コミュニケーションの最後列に押しやられた。水曜日の日暮れに投函して月曜日か火曜日に着くなんてことは、明治時代より遅い(笑)。というか、バンコクとか香港から投函された絵はがきと同じ日数じゃね? 
 国民の共有財産であり国家基盤でもある郵政とかJR(鉄道)が民営化してしまった。国立大もいつの間にやら民営化されている。
 今日の朝刊に「JRローカル線62区間648億円の赤字」という見出しで、ローカル線の赤字に冷笑しているような内容だった。朝日ですらこれである。都市生活者は鉄道網が発達していて、安価で移動できる。他方、地方の住民は公共交通機関に頼る気持ちはあれども1時間か2時間に1本の電車というタイムスケジュールではクルマ一択しかない。で、乗客は当然減り、かつて1時間に2本だった列車が1本となり、そのうち2時間に1本となっていく。ますます使えねえ。鉄道網は高速道路以上の「血管」であって、それが廃線になると酸素も栄養素も欠乏して死滅に至る。そのくらいのことが政治家はもとより国民もわからないのか、と私は腹立たしくなる。ローカル線が赤字で上等じゃないか。それでなくても運賃が高いローカル線だから、まだしも金回りがいい都会の鉄道料金を上げてでも引き下げるべきではないか。
 こうして国家は沈んで行く。
 人口減も同じ理屈だ。若年層を冷遇することで国家を維持し、社会全般の活力が失われていく。地方も若者も弱者であり、救済対策はほとんど取られていない。
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