10月15日日曜日。
「日曜美術館」の前の番組は「趣味の園芸」。今日は稲垣吾郎がMCを勤めるバラ特集だったのだが、途中でよほどテレビを消そうかと思った。稲垣が何かアクションを起こすたびに指南役の園芸家がまるで太鼓持ちのように稲垣を褒める。すると稲垣はまるで天下でも取ったかのように自画自賛し、得意満面の笑みを浮かべる。そこにスタッフなんだろう、拍手や歓声がおきる。
こういう謙虚さの足らない、あるいは教養も社会的マナーも知らない男を見せられるのはつらい。人間的なレベルが低すぎて痛い。
一昨日、散歩がてら図書館まで行って、その際「週刊文春」の特集記事を読んだ。記事タイトルは「『どうする家康』嵐・松本潤を告発する」。話半分、いや、話10分の1にしても、この松本というタレントはひどい。読んでいて、ついむかついてしまった。禁煙室で電子タバコを吸う(ちょい先に喫煙ブースがあるのに)。視聴率が落ちると、その回担当の監督を罵って「下ろせ!」と文句を言う。家康の台詞にいちゃもんをつけて脚本を自ら変える、助監督に八つ当たりして「ぶっ殺すぞ」と怒鳴りつける……。自分がNHKの人間であったら、逆に松本をひっぱたたくだろう。記事によると、これほどにジコチューのタレントはいないだろうよ。いや、ふわちゃんとかいうお笑いが西の横綱でいるか。
とりわけかっこ悪いと思ったのが、自分をかっこよく見せるべく、脚本をいじることだ。大河ドラマは複数の歴史検証家を用意しているので、とんでもない史実誤認はないはずだ。それを否定して持論を通そうというのだから、ある意味大した度胸である。低脳っていうのは怖いもんなし。現場のNHKスタッフは松本の”パワハラ”に苦しんでいる、と記事には書かれていた。
稲垣メンバーにせよ松本メンバーにせよ、ジャニーズの悪い面を象徴している。
今後「趣味の園芸」で稲垣の回は見ないこととする。
そもそも自分は演芸好きじゃない。犬猫の世話を焼くのが好きなのと同様、植物の世話をする時間も楽しんでいる程度。楽しいというより、植物って不思議な強さ、逞しさがあって、感心することがままあるから、毎日、観葉植物の世話をし、今だと唐辛子にせっせと施肥したり水を与えたりしているだけだ。
かれこれ40日前、スーパーで買ったアボカドを食べたあと、大きな種を捨てるにしのびなく、栽培できないもんか、と思った。ネットで調べると、割と簡単に芽が出るらしい。
水を張ったお皿に種を置いて、10日ほど放置した。
すると種が真ん中が割れてきた。
小さなプランターに山の土を入れ、その割れかけた種を半分ほど埋めて、庭に出した。
で、いま、20センチ近く茎が成長している。
寒くなり始めたので、そろそろ夜だけでも室内に取り込んであげたほうがいいのか。
またネットで調べてみよう。
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