■正福寺■
まあこちらは狭山丘陵の縁にあたる為、天候は変わりやすい。店舗は急坂の脇に立っているので、フロント1速で出発。この方法が功を奏し、ダンシングせずに難なく登り切った。
そこを越え、西武園の踏切を渡り、T字路を左折。
正福寺に着いた。
天気がよくないので、昨秋に撮った写真を投稿することにしよう。
この日はお彼岸の最終日ということもあり、自転車に何も興味がない人から見たらという話にはなるが、チャラい格好をしているのは私だけだった。しかしいざ、本堂でサイクルキャップを外して神妙に拝んでいるのを見たのだろう、墓参りのお客さんたちは一様に丁重だった。
これで天気が良ければと思わずにはいられない。
何といっても、東京都の住宅地のど真ん中に国宝の御堂があるのだ。撮影しない手はない。自転車に乗るようになって以来、何度も訪れているものの、紅葉の時期にまた訪れたい。
■お目当てのものが・・・■
幸いにして、雨に降られることはなく、東大和のBig-Aに着き、鶏のもも肉とオイスターソースを購入した。このオイスターソースと手持ちのワイン、酢で黒酢風の味が作れるので、黒酢風あんかけを夕食は作る積りだ。ちょっと鶏肉が安すぎて、量が多くなってしまったのだが・・・。その先、カルディコーヒーに着いた。ここは以前ダイエーがあった場所である。その真ん前にイトーヨーカ堂が殴り込みを掛け、撤退した後はヤオコーを中心としたショッピングセンターとなっている。そのテナントのひとつだ。お店の中は若い女性でいっぱいである。皆変わった食材を買いに来たようだ。お目当ての唐辛子は一袋398円(税込)だった。実際に使うのは2人分の鍋で一回につき大さじ1が良いところだから、何回も使える。日本の一味唐辛子よりもずっと辛みはマイルドらしい。
まあ緊急事態宣言中とは思えないほどの人出である。
最早分科会も政府も緊急事態宣言を雰囲気で続けていますと白状している感じだ。「屁みたいな」規制に過ぎないのに、さもさもおどろおどろしく、厳しい基準なので、従っている「ふり」をするのも皆疲れた、ストレスが溜まり、我慢出来ないという感じである。
その後空模様は少しずつ暗くなっていった。矢張り早めに往還出来て正解だった。西武線の玉川上水駅前の側道から立川市の砂川方面に抜けて帰路に就く。緊急事態宣言・「まん防」下では一回も外食はしていない。彼岸の墓参りの帰りすら、弁当屋の弁当で済ませたほどだ。
走行距離は約35km、平均時速は21.5kmだった。距離は思ったほど長くなかったが、信号の少ない道を選んだことがクロスバイクでありながら、高めの平均時速に寄与したのかもしれない。
■人体実験第一回■
漸く「人体実験第一回」にありつけることになった。会場の誘導を任されている市の職員が「お客様」と云っていたのには苦笑せざるを得なかった。
医師は「働き盛りの人達は後回しなんですよね。」
と云ってくれた。私も
「我々の世代なんぞ、お上は忘れていると思っていましたので、イベルメクチンを毎月、ビタミンDを毎日服用しております。」
と言ってやった。そんな薬を飲んでいる人は注射する訳にはまいりません、と言ったら願ったりかなったりである。ワクチン利権に養われるマトリックスなんぞ真っ平だ。老母がおらず、独り暮らしだったら、先ずやらないだろう。毎日ビタミンDを飲み続け、イベルメクチンを買い続けたに違いない。それによって行楽地に立ち入り禁止になったとしても、致し方ないと考えている。
しかしそれは無かった。残念無念。
筋肉注射だから痛くないとのことだが、本当に痛くなかった。
その日は帰宅後、予定通り黒酢風あんを拵えた。不調だったら、別に出前でも良かったのだが、取るほどひどくはなかったので、作ってしまった。
大戸屋のようにパリパリには矢張り出来ないが、火力が弱い、家庭用のガスレンジでは致し方ない。しかし片栗粉をたっぷりと塗した鶏のもも肉を皮を下にして焼くことで、味を閉じ込めることが出来る。
黒酢がないので、オイスターソースで7-11で購入したワインを流用。オイスターソースは実際に使用する量はたった大さじ1に過ぎないが、合わせ調味料の主役。ワインはアルコールが飛んだら、素早く合わせ調味料を投入すると黒酢風味が出来る。
その後の経過について。6時間前後ごとに段付きで副反応が出るとことだが、その通りだった。17時近くに接種し、22時までは何ともなかったが、23時になり、だるさを覚え、測ってみると熱は37.1度程度だった。元々平熱が36度台後半なので、多少違和感があった程度だ。寝返りを打つと翌朝、痛みで目を醒ました。二度目はどうだろうか。私の場合は35年ぐらいアトピー性皮膚炎で、ステロイドを塗布しているからその蓄積がどうなるか分からない。
二度目のワクチン接種後も更新が数か月無かったら、逝ってしまったと思って頂ければと思う。(笑)
最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。
(了)
ログインしてコメントを確認・投稿する