「クライム・プランナー」 翔田寛、ハルキ文庫。
面白い作品だと思います。思いますが、ちょっと上手く行き過ぎというか、ちょっと強引さみたいな感じもしちゃいました。
自分はできる限り直接手を下さず、でも相手は痛い目をみる、こういう設定、前提条件にしたのであれば、主人公は腕力がない、つまり肉体的に闘うシーンを最大限避ける、そういう設定にした方がもっと面白くなった気がしてならない。
結構強いのよ、この主人公。
そしてやはり彼を殺さずに首都高に放り投げた理由がイマイチ納得できず。
この2点が私にはマイナスに感じたが、個人的には映画化されてもいいんじゃないの、と思えるくらいの作品でした。
100点満点中69点。
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