「11文字の殺人 新装版」
本日3冊目。
再読。
あまり目立たない作品だが、東野圭吾さん初期の名作の1つだと思います。
単純そうな作品と見せかけてというパターンで、読者を驚かせようという作者の意図が感じられます。
事件にけりをつけるとはいえほぼ無防備で無人島に行くとか、勝手に人の家に入ったりとか、フィクションならではの強引さはありますが、面白い作品だと思います。
ただ、魅力的な登場人物が少なかったのと、ラストが中途半端だったのが、思った程話題にならない理由なのかな?
結構新装版が出ていますが、東野圭吾さん以外の隠れた名作も新装版出してください。
100点満点中69点。
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