mixiユーザー(id:22004800)

2020年07月12日22:06

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2020書評205

「11文字の殺人 新装版」 

本日3冊目。

再読。

あまり目立たない作品だが、東野圭吾さん初期の名作の1つだと思います。

単純そうな作品と見せかけてというパターンで、読者を驚かせようという作者の意図が感じられます。

事件にけりをつけるとはいえほぼ無防備で無人島に行くとか、勝手に人の家に入ったりとか、フィクションならではの強引さはありますが、面白い作品だと思います。

ただ、魅力的な登場人物が少なかったのと、ラストが中途半端だったのが、思った程話題にならない理由なのかな?

結構新装版が出ていますが、東野圭吾さん以外の隠れた名作も新装版出してください。

100点満点中69点。
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