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2020年04月24日04:34

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心学「感情」

心学「感情」 

人間には多くの感情がある。喜怒哀楽をはじめとして恨み、妬み、僻み、慈しみ、慎み、貪りなど多々あるが、全ては心から発した感情。

時が過ぎればそれらの感情は薄れ消えゆくが、それを振り返すのは自分自身の心。

思い出してはその感情に浸り、その当時と同じ感情に戻る。また、しばらくすると薄れ消えゆくが、また思い出してはその感情に浸る。

いつまで経っても思い出す為に、その感情は消えることがない。

それどころか心に思い出す溝が出来て、思い出し易い道を創ってしまう。思い出すたびにその溝は深まり、溝から沼になり、いつもそこに溜め込んでしまう。

こうなると乾燥することなく、いつもそこに浸り易くなる。

それを「執着」と云う。人間の苦しみは「執着」にあると釈迦が説いていた。その執着から自分を解放することによって、安定した心を持つことができる。

要は「思い出す」ことを避ける日々の修養が必要。思い出さない訓練をする為に、もっと自分を愛すること、もっと気軽に生きることを考える。

特に執着心が強い人間は修練の時間も長く掛かるだろう。

自分の人生は自分の心が創る、苦しまない人生を過ごしたいと思うならば、不必要な感情を抑える心の修養に励み、言い訳をつくりあきらめない自分を創ることである。

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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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