フランス図書
http://www.francetosho.com/ に注文していた、フランスの哲学の先生、パスカル・ダビド
https://fr.wikipedia.org/wiki/Pascal_David の新作『エコロジーは科学技術の桎梏を逃れることができるのか』が届いたので、冒頭の部分だけ読んでみます。
「大雑把にいって、1600年頃から、機械論的自然観が支配的になり、現代まで続いている」とあります。なるほど。続けて、こう書いてあります。
「この機械論的自然観をもたらしたのは、ガリレイ、デカルト、Huygens だ」
え? Huygens? ヒュイジャン? ガリレイとデカルトと肩を並べる「Huygens」って誰? そもそも、読めない。
検索してみると、この人は「ホイヘンス」です。ホイヘンスなら、名前は聞いたことはあります。名前しか知りません。「Huygens」と書くのですね。初めて知りました。
さらに検索してみると、『ガリレイの17世紀』という本があって、サブタイトルが、「ガリレイ、ホイヘンス、パスカルの物語」です。パスカルなら、何冊も読んだことがあります。いえ、パスカルの『パンセ』は愛読書です。パスカルとも肩を並べるホイヘンスです。とりあえず、何者かを知らないことには。
早速、「ガリレイ、ホイヘンス、パスカルの物語」を注文してみます。
知らないことがたくさんあって、冷や汗です。いえ、幸せです。
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パスカル・ダビドの本のタイトル、『エコロジーは科学技術の桎梏を逃れることができるのか』は、私訳/試訳です。原題は、Habiter la terre - L'ecologie peut-t-elle echapper au regne de la technique ? です。メルマガ文中の訳も、この本の15ページ目からの訳ですが、正確な訳ではなく、大意です。
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