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2019年12月25日21:35

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今年のまとめ その3

深夜徘徊
今年のテーマの一つとして「深夜徘徊採集」があった。もちろん今までもライトトラップやそれに伴う深夜徘徊は行ってきたが、今年は公私ともに「ムシ採り優先」を公言し、天候や月齢に合わせていつでも出撃の臨戦態勢で臨んできた。特に今年はライトを行わず、深夜徘徊専門で何回も出かけた。昼間乾燥した林内も夜間には湿度も高くなり、様々な夜行性の甲虫が活動している。マイフィールドの一つ、近場のR山ではムフフナゴミダマにこそフラれてしまったが、ヒメオオクチキほか採集する機会の少ないクチキムシ類やメツブテントウ類のほか、コーリングするクチキクシヒゲなどに出会うことができ楽しかった。

タブの樹皮で活動するクロジュウニホシテントウ。撮影中画面を横切るナゾのアリモドキ。慌ててつまんで管ビンに入れたはずが、家に帰ったら生江不明。その後追加狙って2回行ったが再会ならず。


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 またライトトラップも精力的に出かけたが、大当たりは無く、中当たりが1回くらいあったかなという程度で、多くは早じまいをするような夜ばかりであった。一発狙いで前線の間際を狙って出かけることから、雨とその後の気温低下にたたられてしまうのは例年の通りである。


夏場の採集
夏場は亜高山帯を含め各地に出かけたが、虫の少なさは想像以上。唯一頼まれもののPidoniaだけはまずまずの成果が上がり良かったのだが、所詮すべてタトウごと嫁入りしてしまうので手元には何も残らない。お盆休みを迎える頃にはすでに採集に出る気力さえ湧かなくなるほどのムシ不足。じっとしていても気分が落ち込むだけだと思いなおしてイヤイヤながらも山に行く。案の定手ぶらで帰ってくるとさらに気分は落ち込むばかり。


今年唯一当たったのはエゾトラ。ゴトウヅル開花とエゾトラの発生期が珍しく一致。しかしこの後危うく死にかけることに。

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虫の居ない年の象徴 ハイマツの花に訪花したガウロテス(ただしドリス)

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O台駐車場での小宴会

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秋のコブ叩き
 さすがに秋のコブ叩きは例年通り回復してるだろうと期待をかけた。落ち込んだ夏の気分を一新して8月下旬頃から始動する。しかし多少はフライング気味とはいえゼロ敗からのスタートとなった。その後も信じられないほど少なく、コブは落ちてくれず、落ちるのはテンションばかり。気分転換に楽々ポイントに出かけても落ちてくれない。これだけ連敗が続くともはや意地になって難易度の高い場所ばかりへ出かけるようになり、とうとう昨年秋の鈴鹿3連敗を加えて通算7連敗を喫してしまう。さすがに全く自信を喪失することになってしまった。10月も間近になり、やっと恵那山周辺で納得いく採集ができ、さらにコブサミでは難易度の高い産地のタニグチを落として留飲を下げた次第である。しかし、良かったのはここまでで、10月は再び地元周辺の山で連敗を繰り返してしまった。
鈴鹿や養老山系の調査もこんな状態ではとても採れる雰囲気はなく、とうとう新規の採集マークは一つもつかないままシーズンを終了したのであった。


恵那山のタニグチ

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来年こそはもう少し納得のいくシーズンにしたいものだ…と、例年同じセリフで締めくくる。

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